メディアサービス分野事業概要および重点施策

メディアサービス分野

メディア事業

ソリューション提供力の強化をはかるため、これまでの製品ジャンル別の縦割り組織から、ビジネスモデル別に「ソリューション事業」「プロダクツ事業」「映像デバイス事業」という3つの事業を推進する統括組織に再編する組織変更を2016年4月1日付で行いました。

ソリューション事業

クリエーション分野では、“4K/2K”ビデオカメラや高精細モニター、業務用BDレコーダー、産業用映像システムなど、放送や映像制作、文教、スポーツなどのプロフェッショナル分野のニーズに応える高付加価値商品やシステムの開発・販売を行っています。

プロジェクター分野では、高コントラストが特徴の当社独自開発「D-ILA」LCOS(Liquid Crystal On Silicon)デバイスを使用し、本格的なホームシアター用、フライトシミュレーターなどの超高精細に対応した業務用や、自動車デザインなどで使用されるHDR(ハイダイナミックレンジ)対応などのプロジェクターの開発・販売に取り組んでいます。

IoT(Internet of Things)による放送やビジネス形態の多様化、“8K/4K”など高画質化の進展により、急速に変化する顧客ニーズに柔軟に対応すべく、機器の提供にとどまらず、システム化・カスタマイズ化などで、顧客ニーズにスピーディにお応えできるソリューション事業への転換を進めています。

プロダクツ事業

イメージング分野では、世界的にビデオカメラ市場が縮小する中、長時間再生対応モデルや全天候対応型モデルといった提案型・高付加価値商品群へのシフトを進め、市場で高いプレゼンスを持続しています。

ヘッドホンなどを手がけるAVアクセサリー分野では、独自の高度な音響技術を生かしたハイレゾ音源対応モデルなどの高付加価値商品や、スポーツ向け、キッズ向けなどの目的・用途別商品を強化するとともに、多様なニーズに応える新たな商品を通じて、世界主要市場でのプレゼンス向上をはかっています。

映像デバイス事業

当社独自開発の液晶素子であるLCOSの外部販売の拡大や、ピコ素子の本格生産、ヘッドアップ・ディスプレイなど次世代の映像デバイス、“4K/2K”、“8K/4K”への対応にも取り組むことで、世界市場での事業拡大をはかっています。また、CMOSセンサーを手がける子会社であるAltaSens, Inc.との連携により、映像デバイス事業への本格参入を目指します。

エンタテインメント事業

コンテンツビジネス

株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(以下、「VE」)を核としたコンテンツビジネスでは、ユーザー嗜好の多様化、インフラの充実によるネット/モバイル配信の普及など、エンタテインメント業界の環境変化に対応し、ヒット作品を創出するため、有能なアーティストの発掘・育成など積極的な新人投資や、パートナーシップ戦略を推進し、コアである音楽事業の拡充を目指しています。

VEは、日本で二番目に歴史のあるレコード会社であり、85年以上にわたり、アーティスト、音楽を通じて人々に感動を届け続けてきました。音楽配信においては、高音質な音楽配信市場の普及を見越し、2014年2月にはハイレゾ音楽配信サイト「VICTOR STUDIO HD-Music.」を設立しました。定額サービスなどの新たな配信サービスの普及にも精力的に対応しています。

また、2012年12月からハイレゾ・サウンド・システムによる空間デザインソリューション「KooNe(クーネ)」の展開を開始したことで、空間音響プロデュース事業に本格参入し、多くの企業のオフィス、商業・娯楽施設、図書館、住宅施設などへ導入を果たしています。

今後はアーティストと音楽の魅力を多方面のビジネスにつなげ、マネジメント事業、ライブ・イベント事業、マーチャンダイジング事業など総合エンタテインメント事業への転換を目指すとともに、音楽・映像の技術やノウハウを生かした新たなB to Bビジネス領域を拡大し、グループの総合力強化をはかっていきます。

受託ビジネス

CD、DVD、BDソフトのパッケージ生産を中心とした受託ビジネスでは、お客さまのご要望に合わせたソフトの製造からパッケージメディアづくり、そしてフルフィルメントまでのフルサポートを行っています。2016年には、当社グループ全体の企業価値向上のため、パッケージの製造受託を行っている株式会社JVCケンウッド・クリエイティブメディアを林間事業所(神奈川県大和市)から横須賀工場内へ移転します。

今後は当社グループ力を活用したマーケティング・営業活動の強化や効率化をはかっていきます。

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