株式会社JVCケンウッドは、9月14日（土）、15日（日）に袖ヶ浦海浜公園（千葉県袖ケ浦市）にて行われる、音楽イベント「シミズオクト Presents 氣志團万博2013－房総爆音梁山泊」において実施されるワンセグ型エリア放送サービスに、当社製ワンセグ型エリア放送システムが採用されましたのでお知らせします。

ワンセグ型エリア放送は、地上デジタル放送の空きチャンネル帯域（ホワイトスペース）を利用して、半径数百メートル程度の特定エリアに向けて行うデジタル放送で、自治体や商業施設、イベント会場などの新しい情報配信メディアとして注目を集めています。国内に1億台以上普及しているワンセグ対応携帯電話機などを受信機として利用できることから、今後ワンセグ型エリア放送サービスによる新しい市場の広がりが期待されています。

このたびの「シミズオクト Presents 氣志團万博2013－房総爆音梁山泊」でのワンセグ型エリア放送の実施にあたっては、当社が無線局免許申請・取得の代行、ワンセグ型エリア放送機材の導入、設置工事、システム運営のアドバイスなどを行います。

イベント当日は、シミズオクト社制作による氣志團など出演アーティストのプロモーション映像やオフショット映像、スケジュール情報、ワンセグ機能を生かした氣志團クイズなどが放送される予定です。

会場となる袖ヶ浦海浜公園内全域において、ワンセグ対応携帯電話機などで視聴いただくことができます。

当社はこれまでも、金沢百万石まつり、東京工科大学学園祭、QVCマリンフィールド（千葉ロッテ公式戦）、高知県黒潮町津波避難実験、ライブハウスイベントなどにおいてワンセグ型エリア放送の実証実験を実施し、システム運用のノウハウを蓄積すると同時に放送規格の策定に貢献してきました。今後も、ワンセグ型エリア放送の普及に貢献し、本格的なビジネスへの成長を目指します。

【ワンセグ型エリア放送のイメージ図】