株式会社イトーキとU-Landscape Design株式会社の2社より発売される地域材活用製品に、当社の“Forest Notes”のサウンドシステムが採用されたことをお知らせします。

“Forest Notes”は、当社が本年3月に発売を開始したライブの森の声（音）を聴くことができる製品および配信サービスです。このたび、「株式会社イトーキ」「U-Landscape Design株式会社」の2社との協働により、“Forest Notes”のコンセプトである「森・自然の存在を傍らに感じていられる空間を提案すること」を実現した国内の地域材を活用する地域循環型製品に“Forest Notes”のサウンドシステムが採用され、それぞれ発売されることとなりました。

1）株式会社イトーキ「Forest Notes for saltus」

「Forest Notes for saltus」は、株式会社イトーキが展開する地域材活用ソリューションEconifa（エコニファ）における地域材活用製品「木質内装システムsaltus（サルタス）」の新オプションとして発売されます。saltusは、内装工事を必要とせず、家具として既存のオフィスの一角に木質空間をつくる「木質内装システム」の考え方で設計されています。このsaltusに、“Forest Notes”のサウンドシステムを組み込み、配信サービスを利用することで、都会のオフィスにいながら森を感じ、よりリラックスした空間を創造することができます。

なおこの新オプション搭載の製品は、イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA（シンカ）（以下、SYNQA）で公開されています。

• ■「Forest Notes for saltus」プレスリリース　http://www.itoki.jp/company/press/2013/131113_saltus.html
• ■地域材活用ソリューションEconifa　http://www.itoki.jp/solution/eco/econifa/index.html
• ■イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA　http://www.synqa.jp/

2）U-Landscape Design株式会社「HamaWOOD SPEAKER sound by Forest Notes」

「HamaWOOD speaker sound by Forest Notes」は、横浜市の森から発生した間伐材を利用して作られたスピーカーです。このスピーカーは横浜市環境創造局みどりアップ推進課、横浜市内の若手木工家集団・エコモク、横浜市内に本社を構える当社が協働で開発を行いました。材料となる木材・技術・製造までメイド・イン・ヨコハマにこだわったスピーカーです。横浜市の森の情報を視覚化したデザインの木材ユニット自体を“Forest Notes”のサウンドシステムで振動させて森の音を響かせます。こちらの商品は、横浜市内の森林環境に関連する施設等に設置されるとともに、子どもたちの環境学習に利用される予定です。また環境や地産地消に関心の高い同市内のレストランやホテルへの設置も予定されています。

• ■「HamaWOOD SPEAKER sound by Forest Notes」　http://www.eco-moc.com/

※“Forest Notes”概要

“Forest Notes”（フォレストノーツ）は「森を感じるセンスウェア」としてリアルタイムの森の声を都会のリビングやオフィスに届けるサービス＆製品です。森にマイクを設置し鳥の声などの様子をインターネット経由でリアルタイムに届ける配信サービスと、国産材で作られた森の声を聞くためのスピーカーを製品化しています。

http://www.forestnotes.jp

JVCケンウッドは今後も“Forest Notes”のシステムを活用し、豊かな社会をめざした共創型ビジネスを推進していきます。