2016年

NEWS RELEASE

2016年9月6日

“Go Live! over IP”を出展テーマに、業務用映像機器のIPソリューションを提案
「IBC (International Broadcasting Convention) 2016」
JVCケンウッドブースのご案内

 株式会社JVCケンウッドは、9月9日(金)から13日(火)(現地時間)までオランダ・アムステルダムで開催される欧州最大の放送機器展「IBC 2016」に出展します。

 今回当社は、“Go Live! over IP ”を出展テーマに、スタジオやイベントにおけるライブ映像制作に向けたIPベースの映像伝送システムを各種展示。これまでに培った取材・報道向けライブストリーミング技術を生かしたさまざまな映像制作向けの商品やソリューションを紹介し、新たなIPソリューションを提案します。


<当社ブースメージ>

<「IBC 2016」 出展コンセプト> (JVCケンウッドブース:Hall 12 F31)

  • ライブ映像制作分野に向けた、さまざまなソリューション提案を5つのテーマ・エリアに分けて各種展示。放送局などの取材・報道分野で多くの納入実績があるライブストリーミング技術を生かし、フレキシブルで低価格な映像制作システムを提案します。
  • 業務用映像システム・映像制作向けの新商品となるカメラと周辺機器、およびモニターを展示します。あわせて、今後商品化を予定している4Kカメラモジュールを参考出品します。
  • ビジネスパートナーとのコラボレーションによる、新たなワークフロー提案のコンセプト展示を行います。

<「IBC 2016」 の主な出展内容>

1.新たなIPソリューションを提案する「Studio Solution」エリア

当社初のPTZリモートタイプのIPストリーミングカメラ・コントローラーを展示するとともに、さまざまなシステムへの組込みを可能にする4Kカメラモジュールを参考出品します。


【主な展示商品】
1)【新商品】HDリモートカメラ「KY-PZ100BE/WE」および、リモートコントロールユニット「RM-LP100E」


「 KY-PZ100BE/WE 」            「 RM-LP100E 」

遠隔地や撮影の難しい場所への設置が可能なリモートカメラと専用のコントローラーを新商品として出品します。一般的なリモートカメラの機能に加えて、有線・無線でのライブストリーミングを実現し、3G-SDI/HDMI/IPストリーミングの同時出力が可能であり、システムに応じて最適な映像出力を選択できます。リモートカメラとして求められる、さまざまな撮影シーンや運用に対応するため、当社独自のメカ技術による優れた位置精度と静音性を特長としたダイレクトドライブシステムを採用。同時に出品するリモートコントロールユニットにより、リモートカメラの遠隔地からの操作および設定も可能にします。


2)【参考出品】4Kカメラモジュール「GW-MD100」


「 GW-MD100 」

映像制作分野向けに3G-SDIを4出力とすることで4K/50p, 60p出力に対応した4Kカメラモジュール「GW-MD100」を展示します。このSuper35mm CMOSカメラモジュールは、専用コマンド(近日公開予定)にてドローンやPTZなどさまざまなシステムに組み込むことが可能な、シンプルな1BOXスタイルカメラです。次世代の4K映像制作に向けて、スタジオ収録はもちろん、スポーツイベント撮影などのさまざまな制作分野に対応します。


2.IPストリーミングベースのカメラ撮影システム「Go Live! & Camera Shooting」エリア


「 Go Live! OB Van 」

“Go Live!”カメラ撮影システムによるIPストリーミングベースのカメラ撮影システムを紹介するエリアです。コンセプト展示としてIPベースのデモカー「Go Live! OB(Outside Broadcast) Van」をブースに設置し、インターネット回線を使った低価格な屋外ライブ撮影システムを紹介します。当社のIPストリーミングカメラを使った屋外での撮影シーンに対応し、1台の小型車に必要な機材をすべて搭載したシステムで、これまでロケーションや予算で中継が困難であった案件に柔軟な対応することが可能となります。


3.撮影から配信までのEnd to Endソリューションを提案するJVC VIDEOCLOUDエリア

業務用ビデオのライブストリーミングプラットホームであるJVC VIDEOCLOUDを使用した、映像撮影から配信までのトータルソリューションを提案します。ブースでは「コンテンツ撮影」「ライブ伝送」「編集」「広告付加」「WEBページヘの埋め込み」「配信」という一連のワークフローを実演します。


4.IPストリーミング技術をスポーツ映像制作分野へ提案するSports & Live IP Solutionエリア

スポーツ制作分野向けシステムとして、高校や大学のスポーツ競技のライブ中継で採用されているスコア入力機能を搭載したIPストリーミングカメラ「GY-HM200SP」や、高速撮影できるカメラを複数台同期することでスポーツ向けの解析システムを実現する「GC-LJ25B」を参考出品します。


【主な展示商品】
1) 【参考出品】スポーツプロダクションカメラレコーダー「GY-HM200SP」


「 GY-HM200SP 」

業務用4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM200E」をベースに、ライブストリーミングや収録映像にスコアやチームロゴ(オプション)を自動的にオーバーレイすることができ、撮影と得点入力を1人で同時に行えます。スコア入力はネットワークに接続したスマートフォンやタブレット、またスコアボード装置と連携することも可能です。


2) 【参考出品】マルチカメラ対応スポーツコーチングカメラシステム「GC-LJ25B」


「 GC-LJ25B 」

最大で1秒間に600フレームの高速撮影のできる低価格のスポーツコーチング分野向けカメラです。複数カメラで同期撮影することにより、マルチアングルのスローモーションによるスポーツ解析を実現します。


5.映像制作の各分野に向けたStudio & Field Monitorエリア

放送局向けモニターの新商品「DT-Vシリーズ」を中心に各種ニーズに合わせた商品紹介を行います。


【主な展示商品】
・【新商品】放送局向けモニター 「DT-Vシリーズ」


「 DT-V24G2 」

新たに高画質エンジンを採用し、映像表現に磨きをかけた21型モニター「DT-V21G2」と、17型モニター「DT-V17G2」に加え、10bit表示および広色域再現に対応し、ワンランク高い映像再現を可能とした24型モニター「DT-V24G2」や、17型モニター「DT-V17G25」を展示します。映像モードやツール機能も拡充した商品で、編集や映像確認など高い映像再現性が要求される用途向けとして提案します。

■ビジネスパートナー(日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社朋栄)とのコラボレーションによるコンセプト提案

日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社朋栄とのビジネスコラボレーションによる提案を行います。当社のIPストリーミングカメラレコーダーを映像情報の起点となるIoTとして位置づけ、クラウドサーバーに構築されたメディアアセットマネジメントにデータベースとして登録。ライブストリーミングの映像とメタデータを使ったストレージサービスやアプリケーションサービスを提案します。

<「IBC 2016」 の概要>

  • 名 称       : 「IBC 2016」
  • 主 催       : IBC
  • 会 期       : 2016年9月9日(金)~13日(火) *商品展示期間
  • 会 場       : RAI Amsterdam(オランダ・アムステルダム)
  • 公式サイト : http://www.ibc.org/

<商標について>

  • 記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション統括部 広報・IR・SR部
TEL: 045-444-5310 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番地