2018年

NEWS RELEASE

2018年7月5日

新コンセプト”CONNECTED CAM”を核とした、「少コスト・少時間・省人化」を実現するIPライブ伝送ソリューションを提案
「第3回 関西放送機器展(KBEE)」JVCケンウッドブースのご案内

 株式会社JVCケンウッドは、7月11日(水)から12日(木)まで大阪南港ATCホールで開催される、「第3回 関西放送機器展(KBEE)」に出展します。

        

 今回当社は、IPへの接続性に優れ、米国「NAB2018」(2018年4月開催)において“Best of NAB2018 AWARD”を受賞した業務用ハイエンドカメラレコーダー「GY-HC900」を国内初出品。新コンセプト”CONNECTED CAM”を核とした、「少コスト・少時間・省人化」を実現するIPライブ伝送ソリューションをメインに展示します。

 また、今後国内でさまざまなスポーツイベントの開催が予定されている中、スポーツ分野向けに、当社ネットワーク対応ビデオカメラとStreamstar社製ライブプロダクションシステム「Streamstar」を組み合わせたIPリモートプロダクションシステムやワンマンオペレーションによるスポーツライブ制作ソリューションなど、各種映像制作ソリューションを提案します。

<主な展示内容> (JVCケンウッドブース:Aホール A-01)

1.新コンセプト”CONNECTED CAM”を核とした、IPライブ伝送ソリューション

近年のインターネット環境の進化により映像制作の現場は小規模化しており、設備のIoT化や省人化によりライトアセットな「インターネット放送」が盛んになってきています。こうした時代のニーズに対応するため、新コンセプト”CONNECTED CAM”を核として、映像制作機器に求められる高画質・高品質を実現しながら、IoTデバイスに求められる高い接続性と先進性を備えることで「少コスト・少時間・省人化」を提供する、新たなIPライブ伝送ソリューションを提案します。

1)ライブ中継のダウンサイジングを実現する”CONNECTED CAM”中継システム

IPへの接続性を進化させた新商品の”CONNECTED CAM” 2/3インチハイエンドカメラレコーダー「GY-HC900」を展示。IoTデバイスとして、さまざまなネットワーク環境に柔軟に対応するとともに、同一回線上でカメラからのライブストリーミングを中継しながらスタジオからの番組映像・音声を同時に受信する双方向のライブストリーミングにも対応します。また、複数のLTE回線を束ねて伝送するボンディング技術を実現するPeplink社ドッカブルIP伝送中継器「SFE-CAM」(参考出品)を組み合わせることで、ライブ中継の際に中継車が不要となり、運用コスト、運用時間を低減します。さらに、現場で稼働している撮影クルーの位置や機材状況・カメラの設定などの一元管理機能も実現します。

<「GY-HC900」>
<「Dockable型IP伝送器」>

2.スポーツ分野向けに省人化、効率化を実現するIPリモートプロダクションシステム

スポーツゲームのライブ中継映像に、リアルタイムでスコアや試合経過、チーム名などをグラフィックオーバーレイするスポーツ分野向けのIPライブ制作ソリューションに加え、省人化、効率化を可能にするスポーツ制作用カメラなどを展示します。

1)スポーツ制作用業務用ビデオカメラ「GY-HM250BB」


<「GY-HM250BB」>

<スポーツスコアオーバーレイイメージ>

4K撮影での4:2:2記録モードに対応し、より豊かな色表現を可能にする4K CAMシリーズ「GY-HM250」をスポーツ分野向けに特化し、サッカーや野球、バスケットボールなどさまざまな形式のスコア表示をテロッパーなどの外部機器を使わずに、映像にオーバーレイ※1することができる、「GY-HM250BB」を展示します。撮影や配信をしながらスマートフォンやタブレットなどでスコア入力が簡単にでき、ワンマンオペレーションでも本格的なスポーツコンテンツを作成できます。無料アプリケーションソフト「SDPGenerator」でオリジナルのロゴやテキストも入力可能です。

※1:4K撮影時にはオーバーレイおよびストリーミングはできません。


2)ライブプロダクションシステム「Streamstar」「SCOREPLUS」

スポーツやライブイベントなどの中継用に、小規模なシステムで、ライブ制作とストリーミング配信スタジオの構築が実現できる、ライブプロダクションシステム「Streamstar」「SCOREPLUS」を展示します。遠隔地にある複数の当社製ネットワーク対応カメラ※2をリモート操作することにより、撮影クルーおよび機材のミニマイズが可能となります。また、新たにゼロコンフィグ機能を搭載。同一ネットワーク上のカメラが自動的にリストアップされるため、カメラのIPアドレスの入力が必要なく、数ステップでカメラの接続ができ、迅速に現場の設営が可能です。

※2:対応機種「KY-PZ100/GY-HM250/HM660/HM850」(2018年7月5日現在)。

<「Streamstar X7」(上段)「SCOREPLUS」(下段)>

■ 「第3回 関西放送機器展(KBEE)」の概要

1.会期
2018年7月11日(水)10:00~18:00 / 12日(木)10:00~17:00
2.会場
大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)
3.主催
関西放送機器展実行委員会
4.公式URL
http://www.tv-osaka.co.jp/kbe/

<商標について>

  • ”CONNECTED CAM”は株式会社JVCケンウッドの商標または、登録商標です。
  • 記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL: 045-444-5310 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番地