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統合スキーム

※2008年10月経営統合時の内容となります。


経営統合のスキーム


日本ビクターとケンウッドは、2008年10月1日付で、株式移転により共同持株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社」を設立し、経営統合しました。これにともない、JVC・ケンウッド・ホールディングスは、同日付で東京証券取引所市場第一部に上場し、非上場の事業会社となった日本ビクターとケンウッドの株式を100%保有する完全親会社となりました。

 

また、両社は、この経営統合に先立ち、共通事業であるカーエレクトロニクス事業とホームオーディオ事業において共同技術開発によるシナジー効果を具現化するために、2007年10月1日付で合弁会社「J&Kテクノロジーズ株式会社」を設立しましたが、この経営統合でもっとも大きなシナジー効果が見込めるカーエレクトロニクス事業においてシナジー効果の早期最大化をはかるために、J&Kテクノロジーズの業容を、共同技術開発から全面的な開発・設計・調達・生産へと拡大することとしました。

 

そして、2008年10月1日付で、会社分割 (簡易吸収分割) により、両社のカーエレクトロニクス事業のうちコスト競争力に直結する開発・設計・調達・生産機能をJ&Kテクノロジーズに承継させるとともに、両社のカーエレクトロニクス事業関連の開発・生産子会社6社をJ&Kテクノロジーズの子会社に変更し、J&Kテクノロジーズを6,000人規模の新しいカーエレクトロニクス事業会社として再発足させ、さらに2009年6月24日にはマーケティング・企画機能を統合し、J&Kカーエレクトロニクス株式会社に社名変更しました。

 

このように、JVCケンウッドグループは、共同持株会社と3つの事業会社からなるグループ構造により、これまで両社が築いてきた企業基盤を、デジタル時代を勝ち抜くための新しい企業存続基盤へと進化させ、競争力・収益力の強化をはかるとともに、経営統合によるシナジー効果を加えて、企業価値を拡大・創造し、世界をリードする専業メーカーとしての地位確立をめざします。


※2009年3月期実績はパーチェス法の適用によりビクターの上期実績は連結されておりませんが、グラフ上はビクターの上期実績を合算した構成比を掲載しています。
なお、この数値に含まれるビクターの上期売上高はネット換算数値であり、監査法人の監査証明を受けておりません。