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製品における環境への対応

JVCケンウッドグループは、製品の製造プロセス、販売過程、また製品の使用を通じて環境負荷低減に寄与することがモノづくりの企業として重要であると考えています。現在は主にJ-Mossグリーンマークの表示や包装材削減に取り組んでいます。


ナビゲーション性能の進化によるCO₂排出量の削減

ナビゲーション性能の進化により、最適なルート案内や渋滞情報を提供することにより移動ロスや渋滞緩和を促し、CO₂排出量の削減に寄与します。機能の提案によって環境負荷の低減を目指す製品を持続的に提供することをテーマに、カーナビゲーションおよびディスプレイオーディオの出荷台数をKPIとして設定し、CO₂排出量の削減に取り組みます。


電気自動車の再生バッテリーを利用したポータブル電源を発売

日産自動車株式会社およびフォーアールエナジー株式会社と当社の3社で共同開発した、電気自動車「日産リーフ」の再生バッテリーを利用したポータブル電源を2023年10月に発売しました。

暑さや寒さに強く、車載可能で長期保管が可能なため、災害時などの非常用電源としても活用できます。使用済みバッテリーの安全性と再利用に最適化した設計と開発によって、製造時のCO₂発生を軽減することが可能になりました。

美しい自然環境を未来に残し、低炭素社会・サステナブルな社会を実現するため、今後も3社協働で取り組みを推進していきます。


EVの再生バッテリーを利用したポータブル電源製品


製品の梱包材における環境負荷の低減

環境負荷の小さい緩衝固定材の採用を拡大しています。

例えば、石油由来の発泡スチロールからパルプモールドに変更することでリサイクル性を改善し、あるいはバイオ系の材料に変更することで、CO₂排出量の減少に貢献しています。環境負荷の小さい緩衝固定材の使用率および梱包材のプラスチック使用重量の削減率については、年度ごとに目標を設定し、CO₂排出量の削減に取り組んでいます。


製品の小型化による環境負荷の低減

海外向け業務用デジタル無線システムのレピーター(中継器)の新製品「NXR-1700/1800」は、小型化によって環境負荷の低減に寄与します。

本製品は、従来のレピーター「NXR-710/810」と比較して、梱包時の体積を約1/5にまで小型化しました。これにより、輸送時に同じ体積当たりに積載できる数量が増えるため、輸送効率が向上し、環境への影響の軽減に貢献しています。


無線システムのレピーター(中継器)の新製品「NXR-1700/1800」



Bluetooth®対応ヘッドホン製品の消費電力削減

全てのBluetooth対応ヘッドホンにおいて、消費電力の削減に取り組んでいます。Bluetooth対応ヘッドホン製品の環境に対する影響を評価した上で、5カ年計画で目標を設定し、環境負荷の低減を推進しています。


Bluetooth対応ヘッドホン


●Bluetooth®ワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc.が所有権を有します。

株式会社JVCケンウッドは使用許諾の下でこれらのマークおよびロゴを使用しています。

その他の商標および登録商標は、それぞれの所有者の商標および登録商標です。


責任ある部品調達(ヘッドホン用の梱包紙材)

全てのヘッドホンにおいて、梱包紙材のFSC認証対応材使用率を上げ、責任ある部品調達(森林の生物多様性、地域社会や先住民族、労働者の権利を守る)を推進しています。FSC対応材の使用率については、年度ごとに目標を設定し削減に取り組んでいます。

※ 森林管理協議会(Forest Stewardship Council)が定める、適正に管理された森林から産出した木材などに付けられる認証

今後も国際的な動向を注視しながら、環境負荷低減を考慮した製品の開発に積極的に取り組んでいきます。