マネジメントメッセージ株主・投資家情報

マネジメントメッセージ

 皆さまには、平素より格別のご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
 私たちは、2016年6月の新経営体制発足を機に、JK3.0(第三世代のJVCケンウッド)を旗印として新たな成長に向けて邁進しています。当社の企業ビジョンである「感動と安心を世界の人々へ」を堅持し、顧客満足度を高めることはもちろんですが、それに加えて「驚き(”WOW”)」を提供すべく日々努力を重ねています。

中長期経営計画について

 中長期経営計画「2020年ビジョン」につきましては、策定から2年余りが経過し、現時点における進捗の評価と今後の取り組みの見直しを行い、その内容について本年1月31日に発表いたしました。当社は、2020年度に向けて掲げたビジョン「顧客価値創造企業への変革」を実現するために、引き続き以下の6つの取り組みに注力してまいります。

(1)製品販売からソリューションの提供へ

 過去の事業部制による商品開発主導(プロダクトアウト)型の事業運営を見直し、業務用事業の増大にも対応する市場・顧客(マーケット)主導の事業運営に変えることにより、顧客の課題を深く理解し、個別具体的な解決策を提示するパートナーとなることを目指します。

(2)販売会社から運営会社へ

 オートモーティブ分野の純正事業や業務用無線のシステム事業などの成長分野は、本社事業部門と顧客との直接対話に基づいた直販型事業が増大しています。これに対応するため、本社事業部門を顧客業界分野別とし、海外の地域運営会社は直販型事業についても商品企画やマーケティング、顧客対応支援機能を提供します。

(3)自前主義からオープン化へ

 現在取り組んでいる次世代事業の早期事業化などに向けて、ベンチャー企業を含む社外との協業・連携を深め、ソリューション開発を加速します。

(4)知的財産を活用した「技術立脚型企業」への発展

 当社は、長年にわたる事業活動により、「映像」、「音響」および「通信」の分野を中心に多くの知的財産を保有しています。これらの知的財産を最大限活用し、お客さまの課題や社会的課題の解決のため、さまざまな提案を行っていく「技術立脚型企業」を目指します。

(5)ブランド価値向上への取り組み

 2017年3月、当社独自の頭外定位音場処理技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」の発表とともに、「Victor」を「誇りと探究心」を持ち「時代をつくる」ブランドとして再定義を行い、復活させました。今後も驚きに満ちた顧客価値創造の提案を継続していきます。

(6)事業活動を通じた社会問題解決への取り組み

 当社はCSRを基本戦略に置き、当社事業とSDGsの達成課題とを結びつけ、事業活動を通じて社会問題の解決に取り組むとともに、社会のニーズを先取りしたイノベーションによる持続的な企業価値向上を目指します。

※:2015年9月の国連総会において全会一致で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略。

経営方針および行動指針の改定

 当社は、企業ビジョン「感動と安心を世界の人々へ」の下、当社創業以来の精神を継承し、企業活動を行ってまいりました。
 一方、「2020年ビジョン」の実現のためには、この企業ビジョンを引き続き経営の拠り所としつつも、昨今の当社を取り巻く環境や市場の劇的な変化を踏まえ、今般、「経営方針」および「行動指針」を改定し、「2020年ビジョン」で目指す成長戦略に合致したものとすることにいたしました。
 経営方針は「企業ビジョン」への最短距離を示す道しるべとして、また「行動指針」は企業が社会の期待に応え、その責任を果たすために行う企業活動における方針として位置付けたものです。

「経営方針」
 
顧客価値創造企業への変革
技術立脚型企業としての進化
事業を通じた持続型社会への貢献
「行動指針」
 
常に感性を磨き、人々の心を動かす製品やサービスを届ける
課題解決のためのソリューションを内外の英知を集結し、実現する
コンプライアンスを遵守し、誠実で責任ある行動に徹する

持続可能な(サステナブル)成長に向けて

 私たちは、企業が持続的な発展を遂げるためには、あらゆるステークホルダー(関係者)の皆さまのご期待に応えるべく、社会から信頼され、社会に貢献し続けることが重要と考えています。
 例えば、ヘルスケア事業にて社会性発達評価の早期実施を支援する診断補助装置として開発を進めている、独自の注視点検出技術を活用した視線計測装置「Gazefinder(ゲイズファインダー)」は、その代表例のひとつです。

 私たちはこのように事業活動を通じたCSR(企業の社会的責任)の推進を重視しており、さまざまな社会的課題を解決する商品やサービスを生み出し続けると同時に、お客さまだけでなく、当社が関わる全ての関係者と深く信頼関係を築きあげながら、持続可能な(サステナブル)成長と企業価値の向上を常に図ってまいります。
 当社は4月1日付で、社長執行役員だった辻が会長執行役員 最高経営責任者(CEO)に、副社長執行役員だった江口が社長執行役員 最高執行責任者(COO)に就任し、新経営体制に移行いたしました。

 会長と社長による二人三脚体制で、JK3.0の次の世代、すなわちJK3.1へ向けて当社の体制を進化させ、時代の流れに同期し、わずかでも先回り(Slightly Ahead)できるよう、当社の発展を加速させていきます。
 今後とも皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年4月

代表取締役 兼 会長執行役員 最高経営責任者(CEO)
辻 孝夫
代表取締役 兼 社長執行役員 最高執行責任者(COO)
江口 祥一郎

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