サイト内検索

次世代育成のための取り組み

JVCケンウッドグループは、出前授業や若い世代への機会の提供、小学校の設備改善への取り組みを通じて、未来を担う子どもたちの健やかな成長を支えるとともに、持続可能な社会の発展のために次世代の育成に取り組んでいます。各地域における多彩な取り組みを通じて、次世代に継承する価値の共創を推進していきます。

◆就業・技術体験、出前授業

地元高校生の職場体験(インターンシップ)受け入れ

JVCケンウッド長岡では、毎年、地元の高校生向けの職場体験(インターンシップ)を実施しています。2022年度も2名の高校生を受け入れ、実際にJVCケンウッド長岡でどのような業務が行われているのかを体験してもらいました。今後も地元の高等学校と連携し、次世代の育成に取り組んでいきます。



神奈川県立神奈川工業高等学校でのSDGs講座

JVCケンウッドでは、2023年3月に「ファンケル神奈川SDGs講座~未来を希望に~」に参加し、デザイン科の生徒72名にSDGs/サステナビリティに関する出前授業を行いました。今回の講座では、当社のSDGs/サステナビリティへの取り組みや、電気自動車のリサイクルバッテリーを活用したポータブル電源の開発による環境負荷低減の事例について取り上げました。また、今回はデザイン科の生徒が対象ということもあり、当社のデザインについての考え方や、ポータブル電源のデザインの事例についても紹介しました。



横浜市立東高校 Premium Programに参加

JVCケンウッドでは、2023年12月に横浜市立東高校で開催された「横浜市立東高校 Premium Program」に参加し、高校1年生、2年生の生徒を対象に社会貢献およびサステナビリティに関するプレゼンテーションを行いました。「横浜市立東高校 Premium Program」とはユネスコスクール加盟校としてESD(持続可能な開発のための教育)を推進している横浜市立東高校とNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが共催し、社会貢献活動を実施する企業や団体などを招き、同校の生徒がサステナビリティに対する理解を深める場です。
当社は地域共創の観点からこのプログラムに継続的に参加しており、今年度で5回目の参加となります。今回は、企業理念「感動と安心を世界の人々へ」に基づき、無線システム事業が持続可能な社会の実現にどのように貢献しているかについてプレゼンテーションを行いました。事業とサステナビリティの関わりを言葉だけで説明するのではなく、業務用無線システムや特定小電力トランシーバーを持ち込み実物を体感していただき、どのように当社のサブマテリアリティの一つである「安心・安全なまちづくり」に寄与しているのかを理解していただくことができました。
JVCケンウッドでは今後もサステナビリティ活動を推進するとともに、未来を担う子どもたちの育成支援に積極的に取り組んでまいります。



◆若い世代への機会の提供


ミシュコルツ大学との連携教育への参加(ハンガリー)

Shinwa Precision Hungary Ltd.(ハンガリー)は、ミシュコルツ大学とのインターンシッププログラムで、2022年に2人の学生の受け入れを行っています。学生たちは、生産技術エンジニアの各部門で業務を行いました。


◆子どもたちの学習の機会や学習環境改善に向けた取り組み

小学生を対象とした奨学金やトイレや手洗いなどの小学校設備の拡充は、発展途上国の経済成長を牽引する力となる若者の可能性を育て、機会を生み出し、また、子どもの衛生管理や感染症予防において重要なことです。


小学校への奨学金の提供・備品の寄付(タイ)

JVCKENWOOD Optical Electronics (Thailand) Co., Ltd.(タイ)は、ワットバンノンブアサラスクールに、マスクやアルコールジェル、文房具、ギフト、奨学金を8,000バーツ寄付しました。JVCケンウッドグループは、これらの貢献が恵まれない子どもたちの幸せにつながることを期待しています。



小学校の衛生設備の修理(インドネシア)

PT JVCKENWOOD Electronics Indonesia(インドネシア)の従業員と現地日系企業有志メンバーで組織される団体「ミトラの会」は、スルヤチプタ工業地帯周辺の4つの小学校の手洗い場など、破損した衛生設備の修繕を地元業者に依頼の上、行いました。この活動の結果、子どもたちが安心して学校に通い、勉強できる環境づくりを支援することができました。