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社員紹介 ~ 野田 恵梨華 ~


JVCケンウッドの製品を世界中の人々へ。
物流を通して、架け橋になりたい。



野田 恵梨華 のだ えりか
2014年入社/コーポレートスタッフ ロジスティクス担当



JVCケンウッドへの入社を決めた理由は?


「日本の製品を世界中の人に知ってもらいたい」という想いから、メーカーで働くことをずっと希望していました。数ある企業からJVCケンウッドを選んだのも、映像・音響・無線など世界に通じる技術を持ち、未来へグローバルな戦略を掲げていたからです。
また、会社説明会や面接の場で社員の方々のあたたかさに触れたことも決め手になりました。大学生だった私の質問にも親身になって答えてくれて、若手を歓迎してくれているという雰囲気があり、私もこの会社で働きたい!と強く想い、志望しました。
 


現在の担当業務について

物流に関わる業務として、輸送業者との運賃交渉、海外拠点の出荷サポートやトラブル対応、新規取引における輸送ルートの設定、出荷書類の作成などの貿易実務を行っています。現在は、各船舶会社からの運賃の見積もりを元に、どの業者にするか、どのルートで運ぶかを選定することが私の役目です。
実は私、入社するまで物流の仕事について何も知らなかったのですが、配属されて4年、ますますこの仕事のやりがいを感じています。物流は当社製品と世界をつなぐ架け橋のようなもので、自分はその一端を担っているのだと。先日、海外販社で製品が搬入される場面を実際に見たことで物流の仕事の意義を実感することができました。


入社してから一番印象に残っている仕事は?


入社2年目と3年目に続けて担当した航空運賃の交渉です。交渉で決まる運賃は会社全体の利益にも関わってくるため、最初は重圧に押し潰されそうでした。でも、そこで怖気づいてしまっては成長にならない。今がチャンスなんだ、任せてもらえるのは名誉なことなんだと思い直すことで、一緒に組んで担当していた先輩にも率先して自分の意見を言えるようになりました。
そして翌年、私にとって2度目の交渉です。航空フォワーダー※を相手に交渉を有利に進めるにはこちらも対等なレベルで話ができなければなりません。そのため貿易の知識や業界の動向を調べ、時には空港に行って貨物の現場を見るなど、少しずつ力をつけながらいざ交渉へ。思うようにいかず苦労もありましたが、結果的にコストダウンでき成果をあげられたことはとても嬉しく、自信にもつながりました。

※フォワーダー:国際輸送に関する業務を行うコーディネーターのこと
 


仕事をする上でのモットーは?


「全社最適な物流」です。たとえばコストの面で言えば、運賃だけでなく、業務工数の多さや突発的なトラブル対応にかかる見えないコストも考慮するということ。もっと全体を見て最適な答えを導き出さなければなりません。
そう心掛けるようになったのは過去の失敗があったから。当時、私はマレーシアからオーストラリアへの出荷依頼を受け、2つの輸送ルートから最終的に工場側に輸送コストがかからないルートを選びました。ところが改めて算出した数字を見ると通貨の変動もあり、逆に高くついてしまっていたのです。あの時、工場側という一つの視点だけでなく、もっと広い視野で事業部全体を見ていれば。物流には社内社外を問わずさまざまな人が関わっているからこそこの失敗を忘れてはいけない、教訓として今も自分の胸に刻んでいます。


今後の「夢」や「目標」を聞かせてください


目標は国内・海外を問わず社内のいろんな人と知り合いになること。スムーズな物流にはお互いの関係性も大事だと思うので、一緒に仕事をする際はまず顔を合わせて話をするところから始めていきたいです。そして夢は世界中の人々に当社の製品やソリューションを好きになってもらうこと。今は物流を通して夢に向かっていますが、私に何ができるのかを考え、周りの人の意見も聞いたりしながら、今後はいろいろなことに挑戦していきたいです。


就職活動中の方へメッセージを



会社で過ごす時間は一日の大半を占めるので、人生において重要な部分になってきます。だからこそ、自分らしさを大事に、就職活動でもどんどん個性を出していってください。自分にしかないものを持つことはとても素敵なこと、仕事をする上でも大切です。
ただ一方で、会社で働くには「協調性」も求められます。同じ目的を共有し、互いに協力し合い、時に自分の思うようにいかないこともありますが、目的を達成した喜びを分かち合えるのはかけがえのない経験になりますよ。

 


野田 恵梨華さんの1日のスケジュール


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