2016年

NEWS RELEASE

  

2016年1月8日

カーナビゲーション最大手Garmin社との協業10周年
~ 市販での高い実績を生かして純正・用品分野の拡大へ ~


10周年記念ロゴ

株式会社JVCケンウッドは、カーナビゲーション最大手の米Garmin社とのカーナビゲーションにおける協業開始から、10年の節目を迎えましたので、お知らせいたします。
これを記念し、当社は、アメリカ・ラスベガスで開催されている「2016 International CES」の期間中、ラスベガスコンベンションセンター北ホールに出展する当社ブース(1702番)において、協業10周年を記念したロゴを冠した展示をおこないます。

1.Garmin社との協業について

当社とGarmin社のパートナーシップは、2006年にケンウッドブランドの車載用AVシステム(TV / DVD / CDレシーバー)とGarmin社のハイダウェイ型ナビゲーションを統合した新しいコンセプトのカーナビゲーションを開発し、欧米市場に投入したことから始まりました。
その後、2007年にはGarmin社のナビエンジン部を車載用AVシステム内に組み込んだAV一体型カーナビゲーションをラインアップに加え、販売地域を欧米からアジア、中近東、オセアニアなどへ拡大するとともに、2008年には市販向けAV一体型ナビの独占販売協定を締結するなど、世界市場において飛躍的な販売拡大をはかりました。
こうした取り組みの結果、当社のマルチメディア技術や操作性、車載用機器としての信頼性の高さと、Garmin社の高度なGPSテクノロジーや地図データ編集ノウハウ、高い信頼性がシナジー効果を生み、北米の市販市場では長きにわたってシェア50%を超えるトップシェアを維持するなど、当社とGarmin社の「協業ナビ」は世界中のお客さまにご愛用いただいています。

2.今後の展開

「2016 International CES」において発表した2016年モデル「DNX893S」は、ユーザーに快適な操作性と高いエンターテインメント空間を提供することが可能なApple CarPlay®やAndroid Autoに対応しており、現在も確固たる地位を獲得している市販市場において、さらなる競争力の強化をはかります。
また、Garmin社のナビエンジンは、自動車メーカーの世界戦略車向け純正カーナビゲーションに求められる高い信頼性と多言語対応が大きな特長となっており、この強みと当社が次世代の柱として開発を進めているデジタルコックピットの強みを融合することで、自動車メーカー向けの純正・用品事業への拡大を進めていきます。

Garmin社からのコメント

JVCケンウッドとの長きにわたる業務提携によって、両社がカーインフォテインメントの領域で確固たる成功への道を歩み続けることができたことを喜ばしく思います。両社の技術が統合された製品は、魅力的な特長を備え、グローバル市場をカバーしています。Garmin社とJVCケンウッドは、今後も絶え間ない革新を遂げることで、特に北米の市販ヘッドユニットの分野においてマーケットシェアトップの座を守り続けるとともに、世界展開を拡大していきます。

Cliff Pemble氏, CEO, Garmin

Garmin社の概要

Garmin社は、革新性、利便性、性能、価値そしてサービスを原則として1989年に設立されました。25年以上にわたり、活動的なライフスタイルを楽しむ人々に向けた新しいGPSナビゲーション、ワイヤレス機器、アプリケーションの開発に携わっており、5つの主要事業(自動車、航空、フィットネス、航海、アウトドアレクリエーション)を全世界で展開しています。


Apple CarPlay®やAndroid Autoに対応した
2016年モデル「DNX893S」



記念の盾を贈呈



本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド コーポレート・コミュニケーション部 広報・IR部
TEL:045-444-5232 FAX: 045-444-5239

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