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【インタビュー】2016.1.27 プラス株式会社 ジョインテックスカンパニー 副部長 長浜 崇史 様 課長 井草 貴司 様
  • 導入箇所:プラス株式会社 赤坂オフィス13F「テラス」
         ジョインテックスカンパニー [ http://www.jointex.co.jp ]
  • 施工時期:2015年6月
  • 販売・施工会社:リコージャパン株式会社 [ https://www.ricoh.co.jp/ ]
            J&Kビジネスソリューション株式会社 [ http://jkbs.jvckenwood.com/ ]
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●プラス株式会社ジョインテックスカンパニーとは

提携する全国文具事務用品店を通じ、カタログ通販に専任営業サポートが付いたデリバリーサービス「スマートオフィス」、文教市場向け「スマートスクール」を中心に、介護福祉市場向け「スマート介護」、カスタマーデザイナーによる家具レイアウト提案、文具事務用品店様の合理化支援となる「ノンストック ノンデリバリー」など、新しい価値と機能の提供を行っています。
【本部所在地】 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー13階
【カンパニー代表者】カンパニープレジデント 淺野 紀美夫(プラス株式会社 取締役副社長)
【主要営業拠点】札幌、仙台、群馬、埼玉、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡

●はじめてKooNeをご体感されたときのご感想・ご意見をお聞かせください。

長浜氏:はじめて体感した時には、一般的なBGMの音と比べ聴きをしたわけでなかったので、あまりに自然な音過であったために善し悪しがわからなかったというのが正直な感想です。テレビに例えると、最初から4Kのハイクオリティ映像を見ていたために、以前のアナログ放送の映像をみて、その違いの大きさに驚く感じに近いでしょうか。ハイレゾの音があまりにも自然で違和感ないとうことです。
井草氏:私は音の臨場感がとてもあるなというのを、まず、最初に感じました。そのうち、そのハイレゾ音があるのが当たり前になって自然な状態になっていました。音をなくした途端、本来音がない空間のはずなのに、音の無い状態に違和感がありました。

●どんな目的や期待をもって今回「テラス」にKooNeを導入いただいたか、KooNe導入の経緯、採用のポイントをお聞かせください。

井草氏:「テラス」のコンセプトは、現在リコージャパンさんとコラボレーションして取り組んでいる五感を刺激するオフィス・ソリューションを元に作られ、人間の感覚に訴える新しいオフィス空間として実現させたものです。五感のうち触覚は手触りのよいオフィス家具、味覚に関してはコーヒーなどドリンク、嗅覚はアロマ、視覚はデジタルサイネージ、そしてKooNeは、聴覚にあたる部分でコンセプトにマッチしたものとして導入しました。
長浜氏:「JOINTEXのオフィスにいくとなんか川のせせらぎが聞こえてくるよね」とか「鳥のさえずりがこのあたりから聴こえてくるよね」など、お客様の印象・記憶に残るアイコンとしての役割も期待しています。
中央に設置しているグリーンの植栽も造花ではなく本物の生木ですし、テーブル表面も国産材の樹木で制作されたものを用いて、全体として自然素材にこだわった空間を目指しました。KooNeとこの空間との相性は良好です。

●KooNeの導入後に感じたことがありましたらお聞かせくさだい。

井草氏:KooNeの音がこの空間に完全に馴染んでいます。KooNeの自然音は大きな音ではなく微かな音量ですが、アンプ廻りのメンテナンスの際に、音を止めていると、誰彼もなく「音が止まっていますよ」と言いにきてくれるくらいです。音が流れていないと違和感を持つほどです。
長浜氏:人がごった返しているとガヤガヤした暗騒音があるのですが、それでも微かな音量のKooNeがなっていないと気づくくらい音の存在が定着しています。

●音を活かしたオフィスでの空間づくりやKooNeへの期待や提案がありましたらお聞かせください。

長浜氏:一般的なBGMは、やはりどうしても好き嫌いがでてきてしまいます。KooNeのような自然音を流しているほうが、オフィス・ワーカーとしては自然に受け止められるのではないかと思います。多くに導入するためにもコスト面での改革が進むことを期待します。

●貴社の今後のワークスタイル変革への取組についてお聞かせください。

井草氏:自社のワークスタイル変革ということであれば、この「テラス」の取組をご紹介させていただくのがいいかと思います。実はこの「テラス」は、出入りは自由で、お客様社員はもちろんお客様も自由にご利用いただけます。
「テラス」が出来てから、打合せでお越しになるお客様の時間の使い方が変わってきました。従来であれば予定時刻の5分ほど前に到着して、打合せが終わればすぐにお帰りになるお客様がほとんどでしたが、早めにお見えになったり、打合せ終了後も残られて、メールチェックなどワークスペースとして活用される方が増えています。人がいる時間が増えれば、それだけ情報や人脈が増え、新しいビジネス形成への発展が望めます。ネットワークが発達して大量の情報のやりとりが行われている中、今後はこのようなコミュニケーションを行える空間が重要になってくると考えています。

■インタビュー後記■

「オフィスを変えると会社が変わる」を会社ごと実践し、日本の将来をきちんと見据えて単なるモノ売りから、オフィスに関わる有形無形の商品サービスを隈なく取り込み提供していくことで、お客様だけでなく自社も一緒に変化し続けながら成長・発展していくのだという姿勢を非常に強く感じたインタビューでした。クラブミュージックやロックなど長浜様と井草様が音楽・音に関して長きに渡って興味をお持ちだったこともあってか、五感を刺激するオフィスの一役にピタリとはまったとして、KooNeを活用いただけたことに感謝いたします。

Interviewer:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント エンタテインメント・ラボ 岡崎早苗