1 KooNeと自律神経モニタリング
<ハイレゾ空間における自律神経活動のモニタリング>
老若男女29名に小型自律神経測定機器を装着し、精神負荷の強い百マス計算実施時、音のない安静な状態、ハイレゾが流れる空間にいる状態を比較し、被験者のLF(交換神経)/HF(副交感神経)および心拍数への影響を調べ、以下のようになりました。
「百マス計算などの精神負荷の強い計算時と比較した結果、心拍数およびLF/HFいずれも同様の傾向を示し、計算>安静>ハイレゾとなり、ハイレゾが最も精神的に安定した。すなわちリラックス状態であることが分かった。心拍数は、安静時よりもハイレゾ時に有意に低下しており、さらに安静時よりLF/HF低下、HF優位という典型的なリラックス傾向を示した。
これより、全体傾向として、ハイレゾ時は安静時よりも非常に安定した状態であったと判断出来る。」
<監修>梅田 智広 医学博士/奈良女子大学 社会連携センター 特任准教授(現:奈良医大 教授)、水木さとみ 医学博士・心理カウンセラー