マネジメントメッセージ

写真:代表取締役 社長執行役員 CEO 江口 祥一郎

~持続的な企業価値向上とエクセレント・カンパニーへの飛躍を目指して~

 

 当社を取り巻く事業環境は想定以上の速さで変化しています。AIやIoTなどの新技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)による新たなビジネスモデルの登場に加え、持続可能な社会の実現に向け、企業経営にはESGやSDGsの視点も求められています。

 そして、その変化は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって社会生活が一変したことで、一気に加速しました。これからの企業には、激変する事業環境に対応すべく、さらなる新しい価値の創造と企業体質の強化が求められています。

 こうした背景のもと、当社は思考形態や行動様式を抜本的に見直し、脱皮を図り、新たなる挑戦に向かうために、「変革と成長」を基本戦略とした新中期経営計画「VISION2023」を策定しました。この新たな中期経営計画に基づき、既存事業の収益基盤を強化していく「変革」と、新規商材・新規事業の創造により成長事業を拡大していく「成長」を両輪として、当社はコロナ禍の閉塞感を打破し、新たな成長に向けて邁進していきます。

 この「VISION2023」を策定するにあたって経営方針を刷新しました。以下3つの新経営方針を掲げて、「VISION2023」の達成に向けて取り組んでまいります。


経営方針

■ものづくりを通じた新たな価値の創造

事業の根幹は「ものづくり」です。「ものづくり」とは、技術だけでなく、企画、開発設計、デザイン、ブランド、製造、品質、コスト、UX(User Experience(ユーザーエクスペリエンス))にわたるすべての要素を意味しています。新技術や事業環境の変化などにより、ビジネスモデルがどんなに変化しても、コアになる部分は大事にしていく、つまり当社は“ものづくり企業”として、この精神を守っていきたいと考えています。

 

■変化ある未来に立ち向かう企業風土の構築

ここ近年、そしてコロナ禍に見舞われたこの1年を振り返っても、世の中の動きは想像以上に速く、別次元のように変化しました。これからの企業には、こうした目の前で起こる変化に迅速かつフレキシブルに対応しながら成長していくという「柔軟性」と「しなやかさ」が求められます。この変化への対応力こそ企業成長の源泉であると考え、たくましく、前向きに変化に立ち向かっていきたいと考えています。

 

■イノベーションを実現する人材の育成と組織能力の強化

当社のような“ものづくり企業”の「変革と成長」には挑戦的で、かつ独創性のある人材が必要です。また、イノベーションとは複数の「要素技術」の結合によって生まれるものです。「要素技術」とは、コアテクノロジーという技術に限らず、知識や経験、多様性、アート、スキル、ビジネスモデルも含まれます。そのため、個々の社員が良い技術やアイデア、発想を持っていても組織的な結合がなければ、ものづくり企業におけるイノベーションは起きにくいでしょう。社会に向けて、より新しい価値をもたらすために、イノベーションが生まれやすい人材育成や組織設計、マネジメントを行っていきます。

 

 この新たな中期経営計画「VISION2023」と経営方針の推進のもと、持続的な企業価値向上と「たくましさ」と「したたかさ」を併せ持つエクセレント・カンパニーへの飛躍を図り、企業ビジョンである「感動と安心を世界の人々へ」の実現を目指していきます。


2021年7月

代表取締役 社長執行役員 最高経営責任者(CEO)

江口 祥一郎