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リリース

NEWS RELEASE

2019年10月30日



 

“CONNECTED CAM™” HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」が
CCDSからサーティフィケーションマークを取得

 



 株式会社JVCケンウッドは、一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会(以下、「CCDS(Connected Consumer Device Security Council)」)が2019年10月30日付で発表した、IoT機器やサービスのセキュリティ要件となる「CCDSサーティフィケーションプログラム※1」において、当社製の“CONNECTED CAM™”HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」が、同プログラムのサーティフィケーションマーク(レベル1クラス)の取得第1号となりましたので、お知らせいたします。

※1:一定のセキュリティ要件を満たしたIoT機器やサービスにサイバー保険を自動付帯したサーティフィケーションマークを付与するプログラム。セキュリティ対策の要件に合わせてレベル1~3クラスまでが設定されている。(レベル3が最高位。レベル2およびレベル3については、2020年4月に付与開始の予定)


■“CONNECTED CAM™” HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」の概要

当社は、ネットワーク接続の即時性・信頼性を高め、従来の映像制作機器と同じ高品質をアフォーダブルに提供できる新たなソリューションとして、“CONNECTED CAM™”を提案しています。撮影現場からスタジオ局までのエンドツーエンドのワークフローを構築するために、各パートナー企業とのコラボレーションにより、セキュアで安定したIP伝送インフラの確保や、映像素材を管理・運営する映像サーバー・デコーダー・IPベースのライブスイッチャなどを組み合わせ、映像制作に求められるIPソリューションをワンストップで提供します。

この“CONNECTED CAM”の第一弾となるHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」は、ネットワーク接続の即時性・信頼性を高めることで高品質な映像をロケ現場からスタジオ局まで届けられる機能が評価され、米国の放送局を中心に数多く採用されています。このたびのサーティフィケーションマーク(レベル1クラス)の取得により、IoTセキュリティ専門機関から安心・安全なIoT機器として認められたことを機に、IP映像制作ソリューション事業のさらなる拡大を図ります。


■製品セキュリティに関する取り組み

 当社は、製品セキュリティの取り組みを推進するために、2014年12月からCCDSに幹事会員として参画し、サーティフィケーションWG(ワーキンググループ)や車載器WGなどにおいて主査を務め、当社のみならず業界全体のセキュリティ強化に向けた取り組みを推進してきました。また、2018年には製品セキュリティに関する基本方針を掲げるとともに、PSIRT※2を設置することでセキュアな製品開発を全事業部門で実践する取り組みを進めています。

 今後は、5GやAIといった先進技術の進展により、IoT機器のセキュリティ強化が重要となってきますが、このたびの同プログラムの分野共通要件(レベル1クラス)を取得したことを皮切りに、当社が展開する通信型ドライブレコーダーやセキュリティカメラなどのIoT機器のセキュリティ向上に向けた取り組みをより一層強化していきます。

※2:Product Security Incident Response Teamの略。


<商標について>

・“CONNECTED CAM™”は株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。


本件に関するお問い合わせ先

【報道関係窓口】 株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL: 045-444-5232  〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番地

本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。