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NEWS RELEASE

2021年5月31日


 

ビズライト・テクノロジー社と共同開発したエッジAIカメラを活用し
詐欺防止ソリューションとして北洋銀行へ正式導入

 


株式会社JVCケンウッドは、株式会社ビズライト・テクノロジー(以下、「ビズライト・テクノロジー社」)と共同開発したエッジAIカメラを活用し、株式会社北洋銀行(以下、「北洋銀行」)の実店舗において、新型コロナウイルス感染症対策の給付金や助成金に関連した詐欺や振り込め詐欺を未然に防ぐソリューションの実証実験を行ってきましたが、このたび、同行への正式導入が決定しましたので、お知らせいたします。

 

【エッジAIカメラとは】

サーバーやクラウド側で映像・画像のAI処理を行う従来型のカメラと異なり、エッジ(カメラ)側でAI処理を行うカメラのこと。処理結果のみをサーバーやクラウドへ送信するため、処理スピードの向上と情報漏洩リスクの低減が期待できます。

※エッジAIカメラソリューションの詳細はこちらをご参照ください。
https://www.jvckenwood.com/jp/corporate/business/dx/edge-ai-camera.html

イラスト:エッジAIカメラで、ATMの前で一定時間以上通話している人を動態検知し、インシデントベースで担当者にリアルタイムに通知し、顧客対応係がさりげなく声掛けを行う流れです。

<振り込め詐欺防止ソリューションのイメージ>


1.詐欺防止ソリューションの概要

当社は、オープンソースハードウェアを利用したエッジAIカメラをビズライト・テクノロジー社と共同開発し、2020年7月からそのプロトタイプを活用することで、北洋銀行の実店舗において、振り込め詐欺を未然に防ぐソリューションの実証実験を実施してきました。

本ソリューションは、電話をかけながらATMを操作している、順番を待っているなどの行動をエッジAIカメラで検出し、行内の職員に通知します。職員が状況に応じて適切な声がけを行うことで、新型コロナウイルス感染症対策の給付金や助成金に関連した詐欺や振り込め詐欺を未然に防ぐというものです。実証実験で使用したエッジAIカメラは録画映像をサーバーに送信することなくカメラ内においてAIを活用したディープラーニング処理による独自の分析を行うことから、本ソリューションはプライバシー情報の漏洩の危険性が極めて少なくなります。また、銀行の既存ネットワークなども利用しないため、従前のセキュリティレベルを脆弱化させる問題も発生しません。この実証実験の結果を受けて、本ソリューションの精度向上を進め、このたび、北洋銀行の一部店舗への正式導入が決定し、現在稼働中です。

当社は、今回の正式導入を皮切りに、銀行や信用金庫をはじめとする金融業や各種製造業、流通業、サービス業など幅広い市場に対して、エッジAIカメラを活用したさまざまな技術や仕組み、ソリューションを提供していきます。また、さまざまな利用シーンに適合するアプリケーションの開発を容易にするプラットフォームの構築などにより、他社との協業も積極的に推進する予定です。

さらに、AIを活用した独自映像分析技術による動態検知や姿勢検出などを活用して、介護などの高齢者の見守りソリューションへ展開してまいります。


2.ビズライト・テクノロジー社の概要

社名 株式会社ビズライト・テクノロジー
所在地 〒 101-0021 東京都千代田区外神田2-17-2 共和ホームズ延寿御茶ノ水
代表者 代表取締役社長 田中 博見
設立 2006年7月5日
事業内容 ソフトウェア開発、ハードウェア開発
URL www.bizright.co.jp
概要 Raspberry Piをコアとしたエッジボックス「BH」の提供とともに、エッジAIとIoT分野への取り組みを強化し、カメラ一体型デバイスの発売も行っている。また、埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線、東急目黒線直通)の車内において、AI テクノロジーを利用したダイナミックデジタルサイネージのメディア開発と運用も手掛けるハードウェアが分かるソフトウェア開発集団。2018年5月2日に東京証券取引所 TOKYO PRO Market(コード番号4383)に上場。

<商標について>
・記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。


本件に関するお問い合わせ先

【営業窓口】 株式会社JVCケンウッド DXビジネス事業部 営業企画第二部 第二グループ
TEL:045-444-5719
E-mail: DX_NBDD@jvckenwood.com
〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地

本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。