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NEWS RELEASE

2021年10月15日


米国無線子会社のEFJTが
米国カリフォルニア州サンタバーバラ郡から P25※1対応業務用デジタル無線システムを受注


※1:Public Safety(公共安全)市場向けデジタル無線規格


株式会社JVCケンウッドは、米国無線子会社のEF Johnson Technologies, Inc.(以下、「EFJT」)が、米国カリフォルニア州サンタバーバラ郡から業務用デジタル無線システムを受注しましたので、お知らせいたします。
このたびの受注は、業務用デジタル無線システムの供給とそのサポートも含めて、US$ 28 millionにも上る大型契約となります。


■ サンタバーバラ郡から受注した業務用デジタル無線システムの概要

このたびEFJTがサンタバーバラ郡から受注した業務用デジタル無線システムは、米国のパブリックセーフティ市場向けに開発されたデジタル無線規格「P25」に対応した無線制御システム「ATLASシステム」と「KENWOOD」ブランドで統一した無線端末「Vikingシリーズ」で、サイマルキャスト※2に対応することで同郡の広大なエリアにおいても安定した無線通信を提供するものです。なお、当社は無線端末における開発や生産、品質保証などにおいて、EFJTのサポートを行います。

同郡の法執行機関や消防署、公共事業といった機関において使用されることから、当社およびEFJTが長年にわたり培ってきた知見やノウハウを生かした高い品質と信頼性や、広域ネットワークで無線障害が発生した際の優れた回復力(resiliency)、ニーズや予算に応じた拡張性が評価され、このたびの受注に至りました。

※2:同一周波数を複数の異なる基地局から送信すること。広範囲のエリアをカバーでき、周波数を有効利用できる。

< 業務用デジタル無線端末と無線制御システム「ATLASシステム」>


■ 無線システム事業における今後の取り組み

当社における無線システム事業は、アナログ無線からの置き換え需要が世界的に高まっているデジタル無線システムにフォーカスし、警察・消防・救急などの「パブリックセーフティ市場」、電気・水道・ガス事業者・交通機関などの「パブリックサービス市場」、ホテル・小売業などの「民間市場」に信頼性の高い業務用デジタル無線システムを供給しています。特に、今後も市場規模の継続的な拡大が見込まれる北米の「パブリックセーフティ市場」において、EFJTが得意とする北米向けデジタル無線規格「P25」に対応した業務用無線を核に、当社のあらゆるプロトコルに対応できる無線技術や広大なエリアを網羅する販売チャネルを生かし、業務用無線のトータルソリューション事業を展開していきます。

また、今後の無線市場はデジタル化の進展とともにナローバンドからブロードバンドへの大きな転換期を迎えることが見込まれていることから、当社が2021年5月に策定した中期経営計画「VISION2023」においても、ブロードバンド無線事業を当社の今後の成長を支える重点事業として捉えています。当社は、従来のナローバンド無線事業のシェア拡大や収益基盤の再構築を進めながら、これまで培ってきた経営資産を十分に活用することで、他社との協業も含めて新たな事業領域となるブロードバンドソリューションへの取り組みを強化していきます。


本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。