医用画像表示モニターの新商品を初出品するほか、新しい読影スタイルに関する技術も提案
「2022 国際医用画像総合展(ITEM in JRC2022)」
JVCケンウッドブースのご案内
株式会社JVCケンウッドは、4月15日(金)から17日(日)までパシフィコ横浜で開催される「2022国際医用画像総合展(ITEM in JRC2022)」に出展します。
当社ブースでは、医用画像表示モニターのラインアップとして、読影をサポートする各種機能と抗菌対策により好評を得ているハイエンドな“i3シリーズ”を展示するほか、コストパフォーマンスと実用性を両立した800万画素32型ワイドモデル「CL-R813」(新商品、本日同時発表)を初出品します。また、クリニック・遠隔読影向けのモニター品質管理クラウドサービスや、視線計測装置と読影モニターを組み合わせた新しい読影スタイルに関する技術も提案します。
<当社ブースイメージ>
1.医用画像表示モニターの最新ラインアップを展示
1)30.9型1200万画素カラー液晶モニター“i3シリーズ”「CL-S1200」
マンモグラフィ向け医用画像表示モニターの「CL-S1200」を展示します。業界最高水準※1の1200万画素のワイド画面を実現し、マンモグラフィ画像の2画面表示をはじめ、CT・MRI・超音波・病理などの画像の同時表示に対応。さまざまな医用画像を1台で効率よく表示でき、医師の読影作業の効率化や負担軽減、スペースの有効活用に貢献します。また筐体部分に抗菌※2コーティングを施し、液晶面はガラスフィルターで覆うなど、衛生管理に配慮したデザインの採用により、院内の感染予防対策をサポート。感染症対策用防水型キーボード・マウス「MEDIGENIC」も合わせて展示します。
<「CL-S1200」>
<「MEDIGENIC」>
2)30型600万画素カラー液晶モニター“i3シリーズ”「CL-S600」
300万画素モニター2台分に相当する600万画素の解像度を1台で実現したPACS※3向け医用画像表示モニターの「CL-S600」を展示します。高輝度1300cd/㎡、かつ高コントラスト比2000:1による視認性の高さと、筐体に施した抗菌対策により、医師の読影作業をサポートします。
※3:Picture Archiving and Communication Systemsの略。CR・CT・MRIといった画像撮影装置で撮影された画像データをネットワークを通じて受信し、保管・管理する医療用画像管理システム。
<「CL-S600」>
3)【初出品】32型800万画素カラー液晶モニター「CL-R813」(本日同時発表)
クリニックも導入しやすいコストパフォーマンスと実用性を兼ね備えた、電子カルテ/モダリティ向け医用画像表示モニターの新商品「CL-R813」を初出品します。32型のワイドな画面領域により、CT・MRI・CR/DRなどの画像の同時表示に対応。1画面にビューワ、レポート、AI判定結果などのさまざまなアプリケーションウィンドウの自由なレイアウトも可能。医用画像表示に求められるDICOM Part14階調カーブにも準拠します。また、狭ベゼルの採用と軽量設計によるスリムなデザインを実現し、机上にゆとりある作業空間を提供します。
<「CL-R813」>
2.クリニック・遠隔読影向けのモニター品質管理クラウドサービス「PM Medivisor Cloud」を展示
病院内外に設置されたモニターの稼働状況をインターネット経由で安全かつ効率的に収集・分析・蓄積し、管理者に提供するクラウドサービス「PM Medivisor Cloud」を展示します。管理者が場所を問わず、モニターの品質状態を遠隔で一括管理・確認できるため、管理作業の大幅な効率化と保守コストの削減を実現します。また、セキュアな通信プロトコルを介して、インターネット経由での遠隔管理を安全に行えます。コロナ禍によって加速する医療現場が抱える人手不足の課題と遠隔読影のニーズに寄り添ったソリューションを提案します。
3.【技術展示】視線計測装置と読影モニターを組み合わせた読影スタイルを提案
視線計測装置「Gazefinder」のアイトラッキング技術と、医用画像表示モニターの組み合わせにより、新しい読影スタイルに関する技術を提案します。将来的には、読影のプロセスを可視化することで、画像診断の補助や、読影医の育成などに貢献する技術として、製品開発への活用を目指します。
開催期間 |
: |
4月15日(金) 10:00~17:00 4月16日(土) 9:30~17:00 4月17日(日) 9:30~15:00 |
主催 |
: |
一般社団法人 日本ラジオロジー協会(JRC) |
運営 |
: |
一般社団法人 日本画像医療システム工業会(JIRA) |
会場 |
: |
パシフィコ横浜 展示ホール A(一部)、B、C、D (予定) |
公式URL |
: |
http://www.j-rc.org/jrc/index.html |
<商標について>
・MEDIGENICは米国 Advanced Input Systems社の商標です。
・Gazefinderは株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
※本展示会は、政府および展示会業界の感染拡大ガイドラインを遵守し、出展社・来場者の安全を確保の上、開催されます。
「2022 国際医用画像総合展」コロナ対策ページ:https://www.j-rc.org/jrc/2022/Infection_prevention.html
※当当社ブースでは、フェイスガード・マスクの着用、手指の消毒の徹底、展示品の定期的なアルコール消毒をはじめとした新型コロナウイルス感染症の感染対策を実施予定です。今後何らかの変更が生じた場合には、速やかにご案内いたします。
本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
※1:放射線画像診断で利用される医用モニターとして(2022年3月現在、当社調べ)。
※2:全ての菌に対して抗菌効果を有するわけではありません。抗菌コーティングはスタンドおよびガラスフィルターを除きます。