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社員紹介 ~ 加庭 輝明 ~


知識や経験を積んでいった先にある
デバイスを動かす感動が設計開発の醍醐味



加庭 輝明 かにわ てるあき
2014年入社/オートモーティブ分野 ソフトウェア設計



JVCケンウッドへの入社を決めた理由は?


もともとは音響専門の企業を考えていましたが、学生時代の4年間だけでも音響を取り巻く環境はめまぐるしく進化し、同時にオーディオ業界への不安も感じていました。そんな中、企業のインターンシップでカーオーディオの音響設計を経験させていただき、音作りへのこだわりや製品開発の難しさを体感。以来この分野で仕事したいと感じるようになり、カーナビゲーション、無線機器、ビデオカメラなど複数の事業体で高いシェア率を誇っていたJVCケンウッドへの入社を決めました。

 


現在の担当業務について


カーナビゲーション用ソフトウェアを開発する部署で、ハードウェアとアプリケーション間で通信を行うためのソフトウェアを開発しています。現在は外部メーカーのタッチパネル部品にWi-Fiモジュールを組み込む作業を中心に、具体的にはタッチパネルで指が触れたところの「タッチ座標」を取得して、アプリケーション側に伝えるためのソフトウェアの開発に携わっています。ソフトウェアの知識だけでなくハードウェアの知識も必要になるので大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。


具体的に、どんな機器を使って作業するのですか?


「パソコン」と「オシロスコープ」を使って作業することが多いですね。ソフトウェア担当がオシロスコープを使うのは珍しいことですが、ハードウェアと密接に関わった業務を行う上では欠かせない機器です。
オシロスコープは目に見えない電気信号が変化していく様子を観測できるようにした測定器で、僕の場合はカーナビゲーションのタッチパネルがきちんと作動し、意図した通りの信号が出力されているのかをチェックするために使っています。

 


設計開発の面白みとは?


面白みはやはり、新規デバイスの組み込みですね。設計開発担当の僕の役割は、まだ機能していないデバイスの仕様書を読み、理解した上で作動させるための環境をソフトウェアとして与えてあげることなので、組み込んだデバイスが初めて動く瞬間は感動も達成感もあります。
また、いろんな人と関わりながら作業できるのも楽しみの一つです。入社するまではパソコンに向かってひたすらプログラミングというイメージがありましたが、実際は回路担当やハードウェア担当の方とコミュニケーションを取りながら効率良く作業を進めています。


今後の目標を聞かせてください。


今はまだ開発に必要な知識や技術を身に付ける段階なので、自分の仕事の範疇にとらわれず幅広く学んでいくよう心掛けています。この先高品質な製品を開発していくためにも、まずはカーナビゲーションの階層別の役割を理解し、ソフトウェアの包括的な知識を身に付けてから将来的にシステム全体の設計や開発のマネジメントに携わることが目標です。


就職活動中の方へメッセージを


就職活動は人生の大きな分岐点であると同時に、自分を見つめ直す絶好の機会です。「自分が何に幸せを感じるのか」「今まで何をやってきたのか」「自分の強みは何か」を、一度しっかりと考えてみてください。その先に本当にやりたい仕事が見えてくると思います。
みなさんがJVCケンウッドの説明会にお越しいただくのを楽しみに待っています。会社のこと、疑問に思うこと、ぜひ何でも質問してください!

 


加庭 輝明さんの1日のスケジュール


2020年度新卒採用エントリーを開始しました。