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社員紹介


先輩達から技術を吸収し、新製品開発の要求や難しい課題も楽しく取り組めるような技術者になりたい。


H.K
エンタテインメント ソリューションズ分野 メディア事業部 プロジェクター機構設計




JVCケンウッドへの入社を決めた理由は?


映像や音楽が好きなことや、小さい頃から機械をいじるのが好きだったことから、映像・音響製品の設計・開発がしたいと思っていました。ユーザーの心を動かすような商品の開発に携わる仕事はやりがいにつながると考え、就活の軸にしていたのを覚えています。

学生時代、身近な製品で感動した商品がVictorブランドのステレオだったこともあり、就職活動ではまず初めに志望しようと決めていました。説明会などで、他社にはない「原画・原音探求」という開発思想をベースに、社員の方々も真摯にものづくりをしている印象があったことも入社の決め手の一つです。

また、面接で技術系の面接官の方が、プロジェクター開発の魅力や技術的な内容を語ってくださったことが印象的で、自分も同じようにものづくりに関わりたいと思い、最終的にJVCケンウッドを選びました。


現在の担当業務について

プロジェクター商品化プロセスの設計・量産試作段階において、機構部品の設計・実機性能評価をしています。製品の試作フェーズでは、部品の試作発注・性能評価で商品としての完成度を高めていきます。設計段階でレビューを実施し、設計した部品の構造を確認・設計に漏れが無いか、先輩や上司からコメントを頂き設計に落とし込みます。量産に向けた開発が進むと、海外サプライヤーと連絡を取り、時には出張して部品の完成度アップを目指します。担当部品の設計から評価までの一連の流れを通じて、部品が目的の役割を果たすという視点に加え、品質管理やコスト削減のアイデアを先輩方から聞くことができるので、日々実務を経験しながら勉強ができていると感じます。



入社してから一番印象に残っている仕事は?


製品化プロジェクトで、試作から量産まで部品の一部を自分の担当としてもったことです。特に、量産までのスピード感と品質確保に向けたサプライヤーへの海外出張は印象的でした。初めての海外出張で不安もありましたが、先輩にフォローして頂きながら擦り合わせをして新規部品の立ち上げをしました。現場の声を聞くことで設計の問題点が見えてきたり、ものづくり視点での要求項目を目で見て肌で感じることで、商品設計における視野が一気に広がったと思います。そして、量産試作段階を終え、自分の担当部品が生産ラインに流れ、製品として完成していく様子を見た時は感動したことを今でも覚えています。


働く上で意識していること

上司や先輩、他部署のメンバーを含め、コミュニケーションを丁寧に取ることを意識しています。プロジェクター商品の設計・開発において、他部門との連携は必要不可欠です。例えば、プロジェクター性能や機能に関わる部分は光学・電気・ソフトグループと、外観デザインの打ち合わせはデザイン・商品企画部と、量産に向けて性能・品質の保証は生産技術・品質保証部となど、業務をしていると常にどこかのグループと関わりがあります。日々のコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことで、大きな課題にぶつかったときにも、円滑に連携していくことで乗り越えることができると思います。“誰と、どこのグループと連携が必要か”今もコミュニケーションの取り方は働く上で意識しています。



どんなエンジニアになりたいですか?


機構設計者として、ユーザーから求められている機能や性能に沿ったアイデアを出し、それらを実現可能なものとして適切な形に落とし込む設計ができる技術者になりたいです。また、プロジェクターは民生用と業務用で設計・開発における視点や要求が異なります。ユーザーからのニーズを技術的な観点で正確に把握した上で、技術課題クリアに向けたアイディアを可能な限りたくさん出し、量産に繋げていきたいです。そのためにも、エンジニアの大先輩が多い今の職場で、どんどん技術を吸収していきたいと思っています。そして、最終的には、新製品の量産において、開発段階で直面する難しい課題や要求があっても、それに応える楽しさを感じられるくらいの技術者になりたいです。


就職活動中の方へメッセージを

就活をきっかけに、趣味や学業、研究など今までに自分が夢中になれたことを振り返ってみてください。これは自分自身を知るよい機会にもなりますし、面接においても自分のやりたいことやできることが整理されてスムーズに話せるようになると思います。私が今の業務に大きな違和感を覚えずに取り組めているのは、自分自身を振り返り、背伸びすることなく素直に志望する業種や仕事に落とし込むことができたからだと感じています。

就職活動は不安も多いと思いますが、自分自身の熱中したことややりたいことを面接官にぶつけてみてください。自分をしっかり見つめ直すことで、きっと良い選択ができると思います。頑張ってください!



H.Kさんの1日のスケジュール


*所属・職位はインタビュー時点の情報です。