化学物質の適正な管理

JVCケンウッドグループは、汚染防止と有害化学物質の適正な管理に向けて、以下の目標を掲げています。現在は環境管理物質の自社基準の定義付けを進めています。

■化学物質の適正な管理(有害化学物質)
・ 地球環境と人体に著しい影響(側面)を持つと判断した自社基準による「環境管理物質」を定義し、管理を行う


調達における化学物質の管理

JVCケンウッドグループでは、製品に含有される化学物質を適正に管理し、拡大する規制に継続的に対応するためにはサプライチェーンにおける製品含有化学物質の情報伝達が重要であると考えています。そのため、経済産業省主導による「chemSHERPA」という情報伝達スキームの制定、導入に当初から関与し、製品に含有する化学物質に関する企業間の情報伝達の円滑化を図る活動を積極的に行っています。

環境に配慮した調達に関する包括的な取り組みやchemSHERPAをご提出いただく際の注意点については、グリーン調達をご確認ください。


事業活動における化学物質の管理

JVCケンウッドグループは、グローバル企業の一員として国際的な規制への対応により、化学物質の適正管理によって汚染などの人や生態系に与える影響を最小限に留めることが企業としての責任であると認識しています。そのため、製造工程において、使用している有害化学物質量の把握と適正な管理、代替となる化学物質の使用の検討、また作業環境の見直しや改善等に取り組み、サプライヤーも含めた取り組みを推進しています。

2020年度の有害化学物質の排出量は11.9tとなっており、これらはすべて特別管理産業廃棄物として適切に処理されています。今後も有害化学物質の適切な管理と排出量の削減に努めていきます。

※ 日本国内の特別管理産業廃棄物に限る。

お客さまに安心してJVCケンウッドグループの製品をご使用いただけるよう、人や環境に安全な製品の開発、製造、販売を今後もグローバルで実施していきます。


有害化学物質排出量の推移(2014-2020年度)

注1) 日本国内の特別管理産業廃棄物に限る。
注2) 各年度の処理された廃棄物量を示す(実際の排出量とは一致しない)。
注3) 2014年の増加原因は、工場閉鎖等に伴うポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物量の一時的な増加によるもの。


揮発性有機化合物(VOC)排出削減への取り組み

JVCケンウッドグループは、大気汚染につながるVOCの排出削減に努めています。過去3年間のVOC排出量は以下の通りです。


VOC排出量の推移(2018-2020年度)

単位:t

  2018年度 2019年度 2020年度
VOC排出量 15.4 16.4 10.4

注1:集計対象範囲:「国内事業所および国内生産会社」


なお、Shinwa Industries (China) Ltd.(中国)では、中国政府の更なるVOC排出量削減要件に基づき、コーティング作業場の排気部にて、活性炭吸着タンク内のフィルターがVOCをより吸収する手法を導入しました。(その結果VOC排出率は、0.041kg/時から0.009kg/時へ減少し、年間生産時間7,200時間を前提とした際には、VOC排出量を0.23t/年減少させることが可能となりました。)2020年8月には、政府の現地審査を受け、適合しました。


VOC排出量を削減する装置