JVCケンウッドグループは、製品の製造プロセス、販売過程、また製品の使用を通じて環境負荷低減に寄与することがモノづくりの企業として重要であると考えています。現在は主にJ-Mossグリーンマークの表示や包装材削減に取り組んでいます。
JVCケンウッドは、ヘッドホン製品の梱包材のプラスチック削減に取り組んでおり、2021年度には、全開発機種数におけるプラスチック梱包材使用比率0%を達成しました。今後、他の製品についてもプラスチック使用量を削減し、環境負荷の低減に取り組んでいきます。
従来モデル-ブリスターパッケージ(プラスチック製)
現行モデル-紙箱
JVCケンウッドは、日産自動車株式会社およびフォーアールエナジー株式会社と電気自動車「日産リーフ」の再生バッテリーを利用したポータブル電源を共に開発することで合意し、2022年4月に(開発)試作品を公開しました。JVCケンウッドは、使用済みバッテリーの安全性・再利用に最適化した設計と開発を行います。今後は再生バッテリー利用のポータブル電源の商品化に向けて開発を加速させていきます。美しい自然環境を未来に残すため、電気自動車の再生バッテリーを活用し、低炭素社会・サステナブルな社会を実現するため、今後も3社協働での取り組みを推進していきます。
EVの再生バッテリーを利用したポータブル電源製品(イメージ)
今後も国際的な動向を注視しながら、環境負荷低減を考慮した製品の開発に積極的に取り組んでいきます。また、お客さまが安心して環境配慮型製品を選択できるよう、環境配慮型製品に関する情報開示についても積極的に実施していきます。