水使用の管理

水資源の活用について

水リスクが企業の事業活動に与える影響について、その把握と対策を講じることの重要性が高まっており、JVCケンウッドグループでは、水使用量について以下の目標を掲げています。

 

■水使用量削減

  • ・ 目標:2025年までに2019年比6%削減(総量、グローバル)

 

2020年度は2019年度比で20%削減しました。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により生産活動が停滞し、大幅に水使用量が減少しました。その一方で、JVCケンウッドグループでは定常的に水使用量を削減すべく、着々と削減に向けた取り組みを進めています。具体例として、水のリサイクル等に取り組んでいます(詳細は排水に関する取り組みをご覧ください)。また、各法令に基づく水質分析、排水分析を実施しており、2020年度の環境法規制違反に関する発生事案はありませんでした。


水使用量の推移(2014-2020年度)

注1:集計対象範囲は「事業所別水使用量の推移」を参照


水使用量(タイプ別)(2016-2020年度)

単位:t

タイプ
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

上水道

197,839

199,701

185,134

163,858

137,286

工業用水

74,309

87,983

83,837

79,986

56,030

淡水の地下水

29,756

15,374

14,119

12,455

11,134

地上淡水(雨水)

1,955

2,222

1,776

0

0
総使用量 303,859 305,280 284,865 256,299 204,450

注1:集計対象範囲は「事業所別水使用量の推移」を参照


事業所別水使用量の推移(2016-2020年度)

単位:t

国内/海外 事業所名 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
日本 本社・横浜事業所 21,097 21,695 20,634

19,841

15,365
八王子事業所 29,977 22,839 22,877

23,364

16,534
白山事業所 13,091 10,893 9,695

8,766

5,443
久里浜事業所 17,310 17,204 17,524

13,774

12,361
横須賀事業所 5,040 6,412 6,010

4,253

2,947
JVCケンウッド山形 7,178 6,836 7,060

4,147

3,341
JVCケンウッド長野 3,622 4,418 4,423

4,554

3,958
JVCケンウッド長岡 11,259 13,372 14,130

11,554

11,791
JVCケンウッド・クリエイティブメディア 14,473 6,788 9,161

9,235

9,311
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント 4,562 3,477 3,310

3,931

3,027
JVCケンウッド・ビデオテック 826 827 873 851 567
JVCケンウッド・デザイン 1,101 682 0

0

0
その他関係会社 4,920 4,953 -

-

-
マレーシア JVCKENWOOD Electronics Malaysia Sdn. Bhd. 41,050 46,692 49,489

38,303

33,965
タイ JVCKENWOOD Electronics (Thailand) Co., Ltd. 22,967 20,356 11,263

11,577

8,266
JVCKENWOOD Optical Electronics (Thailand) Co., Ltd. 32,783 32,939 29,429

24,278

16,175
インドネシア PT. JVC Electronics Indonesia 41,526 55,044 54,408

55,708

39,855
中華人民共和国 Shanghai Kenwood Electronics Co., Ltd. 24,908 24,453 19,983

18,504

19,697
シンガポール JVCKENWOOD Technologies Singapore Pte. Ltd. 6,170 5,400 4,597

3,659

1,846
総合計 303,859 305,280 284,865 256,299 204,450

排水に関する取り組み

JVCケンウッドグループは、水の使用量だけでなく事業活動を通じて発生する排水についても可能な限り再利用可能な水資源となるよう取り組んでいます。例えば本社・横浜事業所ではトイレ排水や食堂・厨房からの生活雑排水を浄化し循環利用することで、年間約5,000㎥の水のリサイクルを行い、上水や工業用水の使用量削減に貢献しています(下図参照)。こういった水関連対策費用として、2020年度には浄化槽のメンテナンス等に約510万円支出しました。

 

また排水水質については、水質汚濁防止法で規定される28の有害物質につき、2019年度実績である0.1443tを下回ることが目標でしたが、2020年度の実績値は0.1307tでした。こうした水マネジメント計画は、本社・横浜事業所を含めて、6拠点が有しています。


水リサイクルシステム


排水量(タイプ別)(2018-2020年度)

単位:t

タイプ
2018年度 2019年度 2020年度

下水道

284,865

250,267

182,481

河川

0

その他

3,562

総合計 284,865 250,267 186,044

注1:集計対象範囲は「事業所別水使用量の推移」を参照

注2:排水量の把握できていない一部地域は使用量を排水量として集計している


水ストレス地域での操業について

JVCケンウッドグループは、世界資源研究所(WRI)のAqueductツールを用いて水ストレス地域を認識し、その地域で事業を行っている拠点が、2社あることを確認しています。これら拠点における2020年度の水使用量合計は35,872tであり、全体の水の使用量の17.6%となります。グローバルでの水使用量削減目標において、これら地域における削減の重要性はとりわけ高いと考え、積極的に削減していくことを目指します。尚、JVCケンウッドグループの水使用量削減に係る取り組みに加えて、これら地域で水リスクに直面するステークホルダーの皆さまを支援するための活動も行っています。2020年度には、JVCKENWOOD Optical Electronics(Thailand)Co., Ltd.の従業員22名が洪水被害を受け、サバイバルバッグを寄付するなどの支援を実施しました。


水関連イニシアチブへの参画