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トップコミットメント


私たちJVCケンウッドは、企業理念「感動と安心を世界の人々へ」に基づき、当社の強みを生かした製品やサービス、ソリューションを提供していくことで、事業を通じて社会課題解決に貢献し、ステークホルダーの皆さまの期待に応えていきます。


「VISION2025」

当社を取り巻く事業環境は大きく変化しています。地政学リスク増大や急激な為替変動といった世界経済動向の不透明化、気候変動・自然災害・脱炭素に向けた取り組み等、企業経営には持続可能な社会の実現に向けたSDGsやESGの視点がさらに重要になってきています。そして、その変化は新型コロナウイルス感染症の拡大により社会生活が一変したことで一気に加速しました。これからの企業には、激変する事業環境に対応すべく、新しい価値の創造と企業体質の強化が求められています。こうした背景のもと、当社は「変革と成長」という基本戦略を強化した新中期経営計画「VISION2025」を策定しました。「VISION2025」は、前中計「VISION2023」から引き続きサステナビリティ戦略を重点テーマの一つとしており、今後もサステナビリティ経営への取り組みを推進してまいります。



サステナビリティ経営への取り組み

サステナビリティ経営を推進するにあたって、SDGsやESG等の視点から事業と関連の強い社会課題を抽出し、3つのマテリアリティ(①安心・安全への取り組み、②環境への対応、③持続可能なものづくり)を特定しました。また、マテリアリティに取り組むためには、企業基盤を強化することが重要です。各マテリアリティと企業基盤の強化に紐づくKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定することで、社会課題の解決と事業の結び付きを深めています。これらのマテリアリティの解決とKPIの達成に向けてサステナビリティ経営に取り組んでまいります。


製品・サービス・ソリューションを通じて社会課題を解決

当社グループは、モビリティ&テレマティクスサービス分野、セーフティ&セキュリティ分野、エンタテインメント ソリューションズ分野の3つの事業分野を中心に、これまで培ってきた強みを生かした社会課題の解決に貢献する製品・サービス、ソリューションを提供していくことで、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

モビリティ&テレマティクスサービス分野は、長年にわたる当社技術・ノウハウを基盤に、国内カーナビゲーションおよびドライブレコーダー市場ではトップクラスのシェアを誇ります。AIやIoTの普及により多様化する顧客ニーズに対応し、今後も持続的に成長していくためには、さらなる技術イノベーションが必要不可欠です。通信型ドライブレコーダーを軸にしたテレマティクスサービスはその具体事例であり、交通事故発生の抑制と抑止に貢献するなど安心・安全な自動車社会の形成に貢献しています。

セーフティ&セキュリティ分野では、公共の場における人びとの命に関わる安全確保に役立つ業務用無線システムや、映像システムソリューション(監視カメラシステムや画像解析ソリューション)、音響システムソリューション(放送設備、会議システムなど)の展開により、安心・安全なまちづくりに貢献しています。

エンタテインメント ソリューションズ分野においては、日常生活やアウトドアで便利に使え非常時の備えにもなるポータブル電源、高付加価値なプロジェクター、ヘッドホン・イヤホンなどの製品や音楽関連事業により、安心・安全で快適な暮らしや深い感動体験の提供に貢献しています。


さらなる「変革」と「成長」に向けて、次のステージへ

企業理念「感動と安心を世界の人々へ」を経営のど真ん中にどっしりと据えて、長期的な視点でJVCケンウッドという会社が持続可能な社会の実現にどのように貢献できるのか考え抜き、それをグループ全体の企業価値創造に結びつけ、たゆまぬ深化と成長を続けていくべく、従業員一丸となって一層励んでまいります。

今後とも皆さまには、私たちの取り組みにご注目いただくとともに、ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


代表取締役
社長執行役員 CEO