イノベーション創出の促進

JVCケンウッドでは、イノベーション創出機会を促進するため、社内の環境づくりに取り組んでいます。イノベーションを提案しやすいさまざまな仕掛けや、イノベーションを創出する社員を積極的に支援し表彰する仕組みを構築することで、従業員一人一人のモチベーションを高め、職場に活気をもたらしています。


イノベーションを創出する環境づくり―イノベーションアクト

イノベーションアクトは、社内に埋もれているアイディアの発掘とイノベーションを有機的に創出できる土壌づくり、そしてイノベーションを誘発できる組織へと変革するための活動の総称です。具体的には①技術アイディアコンテスト、②新規事業創出活動、③アイディア提案/ディスカッションBOXの3つのプログラムを中心としています。

2018年度は、①~③の取り組みの中から新規アイディアを事業化検証することを目標として取り組みを進めており、2019年度も引き続き、全社的に本制度の積極的な活用を促していきます。


①技術アイディアコンテスト

技術アイディアコンテストは、技術者や技術を有している従業員から新たな技術・商品アイディアを幅広く募集し、優れたアイディアについては試作品の制作支援を行う制度です。2019年度も引き続き、試作品の制作支援対象となる技術・商品アイディアの審査を行っています。


②新規事業創出活動

2017年度から、社内ビジネスアイディアオーディションを開催し、優れたビジネス提案については事業化検証を行い、事業化に向けた支援を行っています。既に事業化検証を行った2件については、当社の事業分野にはない新しい事業として、推進しています。


③アイディア提案/ディスカッションBOX

アイディア提案/ディスカッションBOXは、従業員がアイディアを気軽に投稿できる専用の社内サイトです。「テーマについてオープンに議論する場」「過去の事例と解決策を紹介する場」等、事業部の壁を越えたコミュニケーションツールとして活用されており、2017年以降これまでに約50件の投稿がなされています。

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イノベーションアクトのサイトトップページ


コーポレート・ミュージックの放送

従業員が気持ちよく、かつやる気が出る状態で業務に臨めるための環境づくりの一環として、始業前と退社時間後に異なるコンセプトの楽曲を日替わりで放送しています。従業員からは2017年4月以降242曲のリクエストがあり、それぞれの選曲理由や思いを社内で紹介する等定着を図っており、業務の効率性を高め総労働時間の削減を図る上でも重要な役割を果たしています。ビクターロック祭りやダイバーシティ・ウィーク・コンサートのアーティスト楽曲紹介等に合わせた企画や季節に合わせた選曲も行っており、関連する事業のPRの場としても活用しています。


※ JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント社が楽曲を提供しています。


曜日 楽曲コンセプト
月曜 週のスタートにふさわしい元気が出る楽曲
火曜 エンジンがかかるような新しい楽曲
水曜 ノー残業デーにつながる懐かしくて明るい楽曲
木曜 マンネリを打破するさまざまな種類の楽曲
金曜 週末のオフに向け、気持ちが高揚する楽曲
終業時
終業時にスカッと退社したくなるような楽曲

コーポレート・ミュージックの楽曲コンセプト


MXP(MOST xxx PERSON)表彰

「美点凝視」の企業文化および「社内コミュニケーションの深化」を目的に、職場や会社に「何かよいこと」をしている人を広く表彰しています(受賞理由によって、MOST xxx PERSON のxxx部分に当てはまる言葉が変わります)。
 

業務に直結しなくとも、職場や会社に貢献している人が受賞対象となります。例えば、
 

  • ・お客さまに対する「おもてなし」の姿勢がすばらしい人
  • ・職場の雰囲気を明るくしてくれる人
  • ・職場の美化・整理整頓等に率先して取り組んでいる人
  • ・地域の社会活動/ボランティアで活躍している人

等が対象となります。
このMXP表彰は2016年10月から始まり、2019年4月現在、海外36名、国内51名の方が受賞しています。2019年4月に行われた表彰式では、「Most お客様目線 Person」、「Most 明るく前向きにチャレンジをやりきる Person」、「Most ボーダーレス Person」 等が選出されています。JVCケンウッドグループの一員として、社内外での取り組み姿勢が優れた従業員を表彰することで、従業員全体のモチベーションの向上に寄与しています。

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MXP表彰式の様子


JVCKENWOOD Awardの開催

JVCケンウッドグループにおける優れた取り組みやビジネス成果を、JVCKENWOOD Awardとして表彰しています。2019年4月より、対象を社内のみから社外にまで広げ、従業員のさらなるモチベーション向上を目指しています。なお、表彰にあたっては、次の5項目を選考基準としています。



■収益性(Profitability/Productivity)

  ビジネスの持続的な収益性が確保されているか。

■独自性(Originality)

  競合他社とは異なるバリュー・プロポジション(一連の価値)が提供できているか。

■一貫性(Consistencies)

  ビジネスの継続と、絶え間ない改善が方向付けられているか。

■変革性(Innovativeness)

  製品、プロセス、経営手法におけるイノベーションが示されているか。

■ 持続可能性(Sustainability)

  Society5.0を通じた、SDGs達成への貢献を意識した活動となっているか。

  ESG(環境、社会、ガバナンス)による、企業価値向上に資する活動となっているか。


毎年、20件のJVCKENWOOD Awardとその中から3件の特別賞を選出しており、2018年度は「ビクターエンタテインメントグループによるJVCケンウッドグループ全社業績への貢献」や「無線システム事業におけるPublic Safety ビジネスの拡大、貢献」の取り組みが選出されました。優れた取り組みやビジネス成果を広く社内に周知する良い機会であり、また受賞者にとってのモチベーション向上にもつながるため、今後も継続して取り組んでいきます。

JVCKENWOOD Award表彰式の様子

 


社内ポスターの掲示

本社および各事業所・拠点に、従業員へのメッセージや、グループで働く仲間の紹介等、さまざまなテーマで作成したポスターを掲示しています。これにより、グループ全体で従業員の一体感を醸成しています。近年では、ダイバーシティをテーマにポスターを作成・掲示し、多国籍の従業員が働く職場やベテラン従業員の活躍を取り上げました。

社内ポスターの例