JVCケンウッドグループのサステナビリティ

サステナビリティについての考え方

JVCケンウッドグループは、企業ビジョン「感動と安心を世界の人々へ」に基づき、事業を通じてあらゆるステークホルダーの期待に応えていくことが重要だと考えます。社会から信頼され、社会に貢献する企業であり続けることは、企業としての持続的な成長にもつながります。

JVCケンウッドグループは、事業を通じて企業と社会のサステナビリティを推進すべく、さまざまな社会課題を解決する商品やサービスを生み出し続けることに尽力しています。お客さまだけでなく、当社が関わるすべてのステークホルダーと深い信頼関係を築きながら、事業を通じた社会課題の解決に取り組むことで、持続的な企業価値の向上と社会への貢献を図っていきます。


「利益ある成長」と「グローバルでの社会的課題解決」を両輪とするサステナビリティ経営

JVCケンウッドグループは、2021年5月に新中期経営計画「VISION2023」を策定し、企業としての「利益ある成長」と「グローバルでの社会課題解決」を両輪とするサステナビリティ経営の推進を重点テーマの一つとして設定しました。サステナビリティ経営とESGの強化を経営の土台とし、基本戦略である「変革」と「成長」を推進することで、Society 5.0※1を通じた持続可能な開発目標(SDGs)※2達成への貢献を目指しています。

事業戦略において、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)を狭義の「慈善活動」と捉えるのではなく、コンプライアンスや法令遵守といった「基本的CSR」とE(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)に対する「戦略的CSR(CSV<Creating Shared Value:共通価値の創造>の視点を含む)」として整理することで、「利益ある成長」と「グローバルでの社会課題解決」を同時に達成するサステナビリティ経営の実現を推進しています。

※1 Society5.0:2016年1月に閣議決定された「第5期科学技術基本計画」の中で用いられている用語。IoT(Internet of Things モノのインターネット)やAIの活用による超スマート社会を指す。

※2 持続可能な開発目標(SDGs):Sustainable Development Goals 国連サミットで採択された持続可能な開発目標。2030年を達成年限とし、17の目標と169のターゲットから構成される。この開発目標に基づき、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会といった地球規模の課題について、あらゆる組織が具体的に行動することを求めている。


VISON2023が示す「利益ある成長」と「グローバルでの社会的課題解決」を両輪とする経営戦略


JVCケンウッドグループが考えるサステナビリティ



JVCケンウッドグループが解決に貢献する社会課題テーマとSDGs

JVCケンウッドグループは、当社グループが解決に貢献すると考えられる社会課題テーマを8つ(Ⅰ.社会、Ⅱ.労働、Ⅲ.環境、Ⅳ.品質、Ⅴ.経済、Ⅵ.安全、Ⅶ.ガバナンス、Ⅷ.価値創造)に絞り、それらを「事業とのつながり」と「社会とのつながり」の2つの観点と、遵守性(Compliance)、透明性(Transparency)、多様性(Diversity)、持続性(Sustainability)の4象限で整理しています。この8つの社会課題テーマは、新中期経営計画「VISION2023」策定のベースとなっており、マテリアリティ(重要課題)の特定とKPIs(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)の設定に反映されています。

また、JVCケンウッドグループは、持続可能な開発目標(SDGs)達成のためには企業による貢献が不可欠であると認識しています。そのため、Society 5.0への貢献を通じてSDGsを達成することを方針として定めており、SDGsの全17ゴールのうち、社会課題テーマと特に関連が深い8ゴールをJVCケンウッドグループが優先的に取り組むべきゴールとして特定しています。

8つの社会課題とSDGsの関係性についてのより詳細な説明は、SDGsへの貢献を、特定した当社マテリアリティとKPIの進捗については、マテリアリティと実績をご参照ください。


JVCケンウッドグループが解決に貢献する社会課題

サステナビリティ推進マークとSDGsの関係性


JVCケンウッドグループの価値創造プロセス

JVCケンウッドグループは、強みである「映像」「音響」「通信」「デザイン経営」を生かし、事業活動を通じてさまざまな社会課題解決に貢献する価値を提供することで、持続可能な社会の実現を目指します。


JVCケンウッドグループの価値創造プロセス


サステナビリティ推進体制

JVCケンウッドでは、2018年4月より、取締役会の監督のもと担当役員を置き、その傘下にサステナビリティ推進室を設置し、サステナビリティ経営の推進を迅速に実行するための体制を整備しました。サステナビリティ推進室は、全社的なサステナビリティ推進戦略の実行とその進捗管理の役割を担っており、マテリアリティ(重要課題)やKPIs(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)の定期的な見直しや、サステナビリティ関連情報の開示拡充に取り組んでいます。

サステナビリティ推進戦略を全社的に推進するためには、社内におけるサステナビリティに関する問題意識の醸成や理解促進も不可欠です。そのため、サステナビリティ推進室は、関連各部署と積極的なコミュニケーションを図りながら、事業とサステナビリティを結び付ける取り組みを主導しています。サステナビリティ推進室長は、取締役会で定期的にサステナビリティ推進戦略に関する進捗の報告を行い、必要に応じて議案を上程しています。


サステナビリティ推進体制図(2021年7月1日現在)


JVCケンウッドグループのサステナビリティ取り組み方針

JVCケンウッドグループは、サステナビリティ経営を実現するために、次の5つを取り組み方針として掲げています。
これらの方針は、サステナビリティ推進体制のもと、グループ全体で具体的なサステナビリティ推進活動に反映され、実行されています。


1. トップマネジメントが取り組みを推進

2. 新中期経営計画と整合させたKPIsと目標を設定

3. すべての事業活動と結び付けることにより、全従業員の参画を促進

4. Society 5.0への貢献を通じてSDGsを達成

5. ステークホルダーに取り組みをWebなどで積極的にわかりやすく開示