紛争鉱物への対応

紛争鉱物対応方針

JVCケンウッドはドッド・フランク法による規制の対象ではありませんが、グローバルなサステナビリティ調達を推進する立場から、武装勢力の資金源となっている4鉱物(錫(スズ)、タンタル、タングステン、金)を含む部材については採用しないという方針のもと、責任あるサプライチェーンの確立と責任ある鉱物調達を推進してまいります。


具体的な取り組み

コンゴ民主共和国およびその周辺国では、武装勢力による甚大な人権侵害や環境破壊が深刻な課題として国際社会に広く認知されており、当該地域で産出される鉱物が武装勢力の資金源となっている点が指摘されています。米国金融規制改革法(ドッド・フランク法)は、当該地域から産出・精錬された錫(スズ)、タンタル、タングステン、金の4鉱物を紛争鉱物(コンフリクトミネラル)とし、これらが含まれる部材の精錬所に関する情報の開示を企業に求めています。JVCケンウッドでは、対象部品約11,000点を取り扱う一次サプライヤーに対して紛争鉱物調査票を送付し、3TG※の精錬所を調査しており、過去2014~2018年度の累計で調査票を送付した仕入先は延べ1,558社で、回収率は96.22%です。

また、国内のエレクトロニクス業界団体である一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の「責任ある鉱物調達検討会」のメンバーとして、JEITAが主催する責任ある鉱物調達調査説明会で司会や講師を務める等、対外的にも責任ある鉱物調達への理解を深める活動を積極的に行っています。

 

紛争鉱物への対応は、責任あるサプライチェーンを構築する上で重要であり、原料の調達を通じて人権侵害等に加担することのないよう十分に注意を払う必要があります。JVCケンウッドはグループ全体として、健全な鉱物サプライチェーンの構築に取り組んでいる国々や企業を含むさまざまなステークホルダーとの連携を図りながら、引き続き紛争鉱物の課題に取り組んでいきます。

※ 3TG:スズ(Tin)、タンタル(Tantalum)、タングステン(Tungsten)、金(Gold)のそれぞれの頭文字をとった略称。これら4種類の鉱物とその派生物の総称を指す。

 

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JEITA 責任ある鉱物調達調査説明会
(主催側として司会や講師を担当)

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JEITA 責任ある鉱物調達調査説明会
(説明会風景)