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HDR映像技術


技術概要


映像の白飛びや黒潰れを軽減する映像処理技術で、D-ILAプロジェクタの映像再現能力を更に向上させます


HDR(High Dynamic Range)映像技術は、コンテンツのシーン毎、あるいはフレーム毎に異なる最大輝度を独自のアルゴリズムで瞬時に解析し、プロジェクタ等の映像投写に最適なダイナミックレンジに自動調整する技術です。当社独自の機能として、リアルタイムでトーンマッピングを行う「Frame Adapt HDR」と、設置環境や使用時間に合った最適なトーンマッピングを自動で行う「Theater Optimizer」を開発しました。ユーザーの使用状況に応じてHDR映像の再現性を高めます。



「Frame Adapt HDR」機能イメージ

Frame Adapt HDRの効果

技術詳細


• トーンマッピング

人間の目に比べ再現範囲が狭いディスプレイデバイス(テレビやプロジェクタ等)においてHDR 映像を最適に表示するために色や輝度レンジを最適化する技術です。


トーンマッピング

トーンマッピング


• Frame Adapt HDR

HDR技術の一つの規格であるHDR10コンテンツのフレーム毎の最大輝度を独自のアルゴリズムで瞬時に解析し、プロジェクタ等の映像投写に最適なダイナミックレンジにリアルタイムで調整する技術です。また、映像データの彩度、色相、明るさも同時に解析し、補正を行うことで色相の変化や色抜けを抑えることが可能です。これにより、同じコンテンツの中でも暗いシーンではより深い黒の階調を、明るいシーンでは色を損ねることなく最大輝度を上げる事ができるため、これまでプロジェクタでは難しかった、人間の目で見る現実に近い映像として再現します。


静的なトーンマッピング

静的なトーンマッピング

Frame Adapt HDR

Frame Adapt HDR


• Theater Optimizer

スクリーンサイズおよびゲインの情報を入力することにより、プロジェクタの使用環境を自動的に解析し、適切な明るさで視聴できるようトーンマッピングを調整する技術です。これにより、個別の使用環境に最適化されたHDR映像を楽しむことができます。

技術搭載商品


本技術を搭載した商品の例

D-ILAプロジェクター

Victor

 

D-ILAプロジェクター

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