通信型ドライブレコーダーの主要な機能であるイベントの通信と映像の記録は、交通事故の予防や事故発生時の対応を向上させ、安全走行や運行管理において大きな価値を持っています。
また、弊社の通信型ドライブレコーダーは、主要機能の他さまざまな状況下で有効な機能を搭載しており、これらを組み合わせることでIoTデバイスとして使用することや、今まで取ることができなかったデータの収集、解析が可能になります。
ー 製品機能 ー
今後、 JVCケンウッドの通信型ドライブレコーダーは、これらの技術を四輪や二輪のモビリティだけではなく、船舶の安全な運航や積荷の保安、特定小型原動機付自転車など、新たな分野での安全走行や運行管理への活用も考えています。
また、モビリティ分野だけではなく、製造業や流通・サービス業などのさまざまな産業分野においても有用なエッジAIカメラとして活用することを期待しており、安全性と運行管理の向上などに貢献する多機能なデバイスとして幅広い展開を目指しています。
工場内の危険な動きへの警告
不良品の検出
ATM振込詐欺検知
船舶の安全運行・積み荷の保安
弊社ソリューションをご導入いただくことでお客さまに新たな価値とビジネスの機会を提供いたします。
汎用OS採用のため、新規ビジネスの素材として、貴社ビジネスに迅速に組み込むことができます。
規模や価格帯を広げるためのラインアップ拡大にご使用いただけます。
コストやリスクを軽減した形で新たなビジネスカテゴリーを構築することが可能です。
新しいビジネス素材を取り入れることで、ユーザーニーズの変化に順応し、それらを満たすことができます。
高温・低温の厳しい状況下や自動車などの振動がかかる環境でも安心して動作する耐久性
いつ事故が発生するかわからない状況でも確実な録画・長時間記録が可能
市販品として大量に販売されている高品質な筐体を使用することで、同等品質と性能を持つカメラに比べて低価格での提供が可能
IoT機器・エッジAIカメラなどを遠隔から保守・管理するクラウド型ツール「Vieurekaプラットフォーム」を搭載し、運用コストの削減と迅速な障害対応を実現
STZ-DR10
液晶一体型
車載機器として数多くの実績を持つドライブレコーダー
SDKによるアプリケーション開発の事例も多く様々な産業分野でのご利用が可能
STZ-DR30
防塵・防水セパレート型
バイク用として開発された防塵・防水に優れたドライブレコーダー
外装なしで屋外や粉塵の多い工場などでのご利用が可能
STZ-DR10 | STZ-DR30 | ||
通信 | LTE | 〇(B1、B19) | 〇(B1、B19) |
---|---|---|---|
Wi-Fi | 〇 | 〇 | |
Bluetooth | 〇 | 〇 | |
センサー | GPS | 〇 | 〇 |
Gセンサー | 〇 | 〇 | |
ジャイロ | 〇 | 〇 | |
カメラ部 | カメラ | 本体内蔵1台 | 外付け1台 |
サブカメラ | 外付け1台(オプション) | 外付け1台(オプション) | |
画角 | H145°V76°D178° | H154°V84°D182° | |
カメラケーブル長 | - | 2m | |
入出力端子 | microSD カードスロット | 1 slot | 1 slot |
SIMカードスロット | nanoSIM | nanoSIM | |
スピーカー/マイク | 内蔵/内蔵 | なし/内蔵 | |
USB | microUSB(Type-B) | microUSB(Type-B) | |
インターフェース | LCD | 有り(2.95インチ) | 無し |
ボタン | マイクOn/Off、設定(Up、Down、OK) | 手動録画ボタン | |
LED | 有り(1Pcs) | 有り(3Pcs) | |
動作保証温度 | -20 ~ +60℃ | -20 ~ +60℃ | |
防水防塵仕様 | × | 〇(IP66/67相当) | |
SOC | SDM450 | SDM450 | |
メモリ | 内部メモリ | LPDDR3(3GB) | LPDDR3(3GB) |
F/W | OS | Android9 互換 | Android9 互換 |
開発環境 | DVRSDK | 〇 | 〇 |
AIライブラリSDK | 〇 | 〇 | |
Android native | × | × | |
アプリ開発環境 | Kotlin / Java | Kotlin / Java | |
AIライブラリ開発言語 | C、C++ | C、C++ |
通信型ドライブレコーダーを遠隔から保守・管理できるクラウド型ツール「Vieureka Manager サービス」のクライアントを搭載することで、複数端末の遠隔一元管理を実現。管理者はブラウザから通信型ドライブレコーダーとアプリの管理が可能となり、現地に駆け付けることなく障害対応できるため、復旧までの時間を短縮し、運用コストを大幅に削減できます。
弊社では、産業分野のソリューション創出をご支援するにあたり、
「通信型ドライブレコーダー技術を軸にしたエッジAIカメラ」を
ご活用いただけるパートナー企業様を積極的に募集しています。
ソフトウェア開発、ポーティングなどにご利用いただけるSDKもご用意しておりますので、
どのようなソリューション開発を目指しているのか、まずはお問合せにてご相談ください。