SDGsへの貢献

JVCケンウッドグループは、持続可能な開発目標(SDGs)達成のためには企業による貢献が不可欠であると認識しています。そのため、SDGsの全17ゴールのうちマテリアリティと特に関連が深い8ゴールを優先ゴールとして特定しました。


サステナビリティ推進マークとSDGsの関連性

JK3.0(第三世代のJVCケンウッド)の課題抽出により制定したサステナビリティ推進マーク(詳細はJVCケンウッドグループのサステナビリティ)に、事業と関連が深いSDGs8ゴールを紐づけると、下図のように整理されます。

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サステナビリティ推進マークとSDGsの関連図


事業活動を通じたSDGsへの貢献

ここでは優先ゴールそれぞれについて、自社の製品・サービスを通じた貢献が具体的にどのように期待できるのかをご紹介します。
各事業の詳細は、各項目のリンク先を参照してください。

SDGs 優先8ゴール

ゴール3

主な取り組みと期待される貢献

高精細医用画像表示モニターの市場投入

医用画像表示モニターの主力製品として、「i3シリーズ」を開発しました。「i3シリーズ」のCL-S500は、当社独自の「ダイナミックガンマ機能」によってモノクロ画像とカラー画像の最適な階調表示を実現し、複合診断が進む読影の効率改善に貢献しています。これにより、医療現場において適切で迅速な診断を支援しています。

詳細はヘルスケア製品・サービスによる価値創出

マンモグラフィ/トモシンセシス画像表示用モニター「CL-S500」




疾患の超早期診断をサポートする「ExoCounter(エクソカウンター)」の開発

「ExoCounter」は、がん等さまざまな疾患のバイオマーカーになると期待されるエクソソーム(体液中に存在する小胞顆粒)をデジタル的に計測する当社独自の装置です。この装置を応用し、大学等の研究機関や製薬会社、診断機器メーカー等との共同研究により、疾患の超早期診断や患者一人一人に適した治療の実現に向けて開発を進めていきます。

詳細はヘルスケア製品・サービスによる価値創出

画像装置「ExoCounter」




少子高齢化社会の課題に寄与する視線計測装置Gazefinder(ゲイズファインダー)の開発

視線計測装置「Gazefinder」は、発達障がいの一つである「自閉症スペクトラム障がい(ASD)」の診断を補助するとともに、認知症診断への応用も期待されています。いずれも早期の正確な診断により適切な治療やケアに導くことで、本人や家族の負担を軽減します。少子高齢化社会における若者の社会参画促進や高齢者の健康寿命延伸への対応として、大学と共同しながら迅速な医療機器化を進めています。

詳細は少子高齢化社会の課題に寄与する価値創出

視線計測装置「Gazefinder」



ドライブレコーダーで安心・安全な運行に貢献

JVCケンウッドの主力商品であるナビ連動型ドライブレコーダーは、「彩速ナビ」との連携で、車両前後の同時録画や、記録映像のスムーズな確認を実現しています。多彩なラインアップによりお客さまのニーズに応え、より安全で快適な自動車社会に貢献しています。

詳細はオートモーティブ製品・サービスによる価値創出

ナビ連動型ドライブレコーダー



ゴール5

ダイバーシティ推進に関する取り組み

企業文化としてのダイバーシティの定着に向けて、グループ会社を含めた全従業員を対象としたダイバーシティ研修を定期的に実施しています。また、「人種・国籍・宗教・障がい・性別・性的指向等にかかわらず、従業員が生き生きと働き続ける会社づくり」を目的とした「プレジョ部(Pleasure in the job)」、女性活躍推進研修やLGBT勉強会の実施、育児・介護セミナーの開催、ハラスメント相談体制の強化等にも取り組んでいます。こうした活動を通じ、全社的なダイバーシティの推進を積極的に図っています。

詳細はダイバーシティに関する取り組み



ゴール9


ゴール11

イノベーションを創出する環境づくり―イノベーションアクト

イノベーションアクトは、社内に埋もれているアイディアの発掘とイノベーションを有機的に創出できる土壌づくり、そしてイノベーションを誘発できる組織へと変革するための活動の総称です。技術アイディアコンテストやビジネスアイディアオーディション等のプログラムを通じ、従業員からの新たな技術・商品アイディアをビジネスにつなげる仕組みとして、活発な活動を続けています。

詳細はイノベーション創出の促進

イノベーションアクトのサイトトップページ




次世代IoTソリューション事業の拡大

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の動きが活発となるなか、これまで培ってきた映像技術、音響技術、無線技術等の強みを生かし、新たな価値をお客さまに提供する次世代IoTソリューション事業の拡大を目指しており、さまざまな新規事業による顧客サービスの拡充を図っています。

詳細はIoTソリューション製品・サービスによる価値創出へ

通信型ドライブレコーダー




公共施設の安心・安全に寄与する画像解析ソリューションの提供

JVCケンウッドが提供する新しい画像解析ソリューションは、「IVA(インテリジェントビデオ解析システム)※」「統合管理型 顔認証システム」等で構成されています。膨大な監視カメラ映像のリアルタイム解析や、特定の来訪者に対するスピーディーな認証により、省人化・省力化を図りながらより高い精度で街の安心・安全に貢献します。

※IVA (インテリジェントビデオ解析システム):監視した環境のビデオ分析により、イベント、属性や動作のパターンを識別する分析ソフトウェア。

詳細はセキュリティ製品・サービスによる価値創出

IVA




多言語放送対応の非常・業務用放送設備の導入

JVCケンウッドの音響システムの知見や技術を生かしながら、近年のインバウンド需要にも対応した多言語非常・業務用放送設備の導入を推進しています。今後も増加が見込まれる訪日外国人への非常時における適切な情報提供や避難誘導へ対応することで、インバウンド需要を促進させる基盤づくりへの貢献が期待できます。

詳細は防災および減災製品・サービスによる価値創出

多言語放送対応の非常・業務用放送設備―壁掛型


ゴール12


ゴール13

温室効果ガス排出削減への取り組み

気候変動課題への対応の一環として、全社的に温室効果ガス排出削減に取り組んでいます。JVCケンウッドグループ全体におけるCO₂総排出量(Scope1および2)やその他の間接的なCO₂排出量(Scope3)をモニタリングしており、特に主要な生産拠点では、効率性の高い生産機器や空調機器への更新、LED照明の設備導入を積極的に進め、生産工程における省エネルギー化に取り組んでいます。

詳細は温室効果ガス排出量の削減および省資源・省エネルギーへ




ゴール16

コンプライアンス推進に関する取り組み

JVCケンウッドグループのコンプライアンス活動を包括的に推進していくため、CEOを委員長とするコンプライアンス委員会と内部統制室の主導により、全社的な取り組みを推進しています。定期的なコンプライアンス研修の実施や、内部通報システムの積極活用により、高いコンプライアンス意識の維持と醸成を実現しています。

詳細はコンプライアンス




ゴール17

外部ステークホルダーとの協働

JVCケンウッドは、企業として社会課題の解決に貢献するため、多様な外部ステークホルダーとの連携強化により社内外の英知を結集することを重要視しています。そのため、産官学連携の社会実装プロジェクトの一環としてモータースポーツや、東京藝術大学等とのイノベーション創出プロジェクトに参画しており、自社の強みを生かしながらより広く社会へインパクトを与える事業創出に取り組んでいます。また、外部のビジネスパートナーと連携した取り組みを積極的に行っており、2018年からは武田薬品工業株式会社と共に、認知症の非薬物療法に特化した研究開発型ベンチャー企業である株式会社Aikomiへ共同出資を行っています。

詳細は外部ステークホルダーとの協働




JVCケンウッドグループのSDGsに関連した取り組みは、外務省によるJAPAN SDGs Action PlatformのWebサイトで「取組事例」として紹介されています。

外務省 JAPAN SDGs Action Platform