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災害対策のための取り組み

JVCケンウッドグループは、世界各国での災害発生時において寄付活動を行うのみならず、ポータブル電源や無線機に代表される防災・減災に寄与する製品を官公庁、地方自治体や各種団体等に寄贈することで、安心・安全なまちづくりに貢献しています。


KENWOOD Cares助成金による通信機器の提供(カナダ)

JVCKENWOOD Canada Inc.(カナダ)では、毎年KENWOOD Cares助成金として非営利のボランティア団体に毎年1万カナダドルのケンウッド製通信機器を提供しています。2022年度は12件の応募があり、Edgewood Volunteer Fire Department (EVFD)にNEXEDGE VHF双方向無線機など最新の通信機器を提供しました。EVFDでは、他の消防署から譲り受けた中古の製品を使用していましたが、今回、最新の無線機の導入によって、協力機関とのやり取りがスムーズになり、地域住民にとってより安全なサービスの提供につながっています。



ウクライナへの支援として業務用無線機を寄贈

JVCケンウッドは、2022年5月に総務省の協力のもと、ウクライナの復興支援を目的に業務用無線機「NX-3220E」100台を駐日ウクライナ大使館へ寄贈しました。交通や通信などのインフラが壊滅的な被害を受ける中で、ウクライナ現地での警察や消防、救急などの多種多様な活用を想定し、デジタル方式の国際規格であるNXDNやDMRに加え、アナログ方式でも使用可能なハイエンドの業務用無線機を選定しました。また、2022年6月にウクライナへの物資支援に対して総務大臣より感謝状を授与いただきました。JVCケンウッドグループは、ウクライナが一日も早く復興し、通常の⽇常生活が取り戻されることを⼼より願っております。


業務用無線機「NX-3220E」


非常時の環境整備ソリューションとしてポータブル電源を提案・寄贈

台風や大雨、地震などの自然災害の多発を背景に、非常時の環境整備ソリューションとして、ポータブル電源やポータブルソーラーパネルを一般家庭・企業・官公庁・学校・各種団体向けに提案しています。こうした製品の展開により、防災・減災に対応し、住み続けられるまちづくりに貢献していきます。
2022年度もJVCケンウッド・サービス本社所在地の横須賀市に対してポータブル電源を寄贈しました。また、今年度は電力の確保が近年の情報収集・提供においても非常に重要視されているとのお話を受け、ポータブルソーラーパネルも併せて寄贈しました。4年連続となるこの寄贈の実績に対して横須賀市長より当社へ感謝状を授与いただきました。自社の製品を用い、今後とも地域貢献に努めてまいります。



トルコ南東部を震源とする地震に対する支援

2023年2月に発生したトルコ南東部を震源とする地震に対し、被災地の救助活動や復興支援のために、公共インフラに頼らずに通信が可能となる無線機器100セットをトルコ政府の緊急事態省(AFAD)へ寄贈しました。寄贈にあたっては、現地の多種多様な活用を想定して、デジタル方式に加え、アナログ方式でも使用可能な業務用無線機「NX-3320E」を選定しました。JVCケンウッドグループは、被災地が一日も早く復興し、通常の日常生活を取り戻されることを心より願っております。


業務用無線機「NX-3320E」