JVCケンウッドグループは、地域の方々との協力・信頼関係をより深く形成し、地域の一員としてコミュニティに貢献するため、各地域のニーズに合わせたさまざまな取り組みを推進しています。
JVCKENWOOD Electronics Malaysia Sdn. Bhd.(マレーシア)は、地域コミュニティの健康づくりの取り組みの一環として、Taman Sinar Harapanの子どもたちや従業員に喜びを与え、健康的なライフスタイルを促進するファンラン・アクティビティを実施しました。この活動は、恵まれない子どもたちに楽しく有意義な体験を提供し、コミュニティが健康的なライフスタイルを実践するよう促すことを目的としています。
JVCケンウッド山形では、備蓄品の入れ替えに伴い、鶴岡市社会福祉協議会を通じて、食料品はフードバンクへの寄付を行い、希望する方への配布を、水ペットボトルについては、こども食堂や災害ボランティアセンターへ配布し活用していただきました。これからも好事例を従業員と共有しながら啓蒙を図り、引き続き、社会貢献活動に取り組んでいきます。
JVCケンウッド長野では、長野県SDGs推進企業に2021年から登録されています。長野県SDGs推進企業とは、長野県内の企業等の価値向上と競争力の強化などを図るため、SDGsと企業活動との関連について「気付き」を得るとともに、具体的なアクションを進める長野県独自の「登録」制度です。重点的な取り組みの一つに地域貢献活動の推進を掲げ、2030年に向けて地域貢献活動開催時の参加率100%を目指しています。具体的には、天竜川環境ピクニック(毎年5月開催)、上伊那子ども科学工作教室での指導員派遣(毎年2月開催)、中学2年生を対象とした職場体験学習、キャリアフェスへの参画などに取り組んでいます。キャリアフェスでは伊那市の6つの中学校の生徒約540人が一堂に会しました。
長野県SDGs推進企業ロゴ
JVCKENWOOD Italia S.p.A.(イタリア)は、チャリティーバザーのため、AVS(ベロニカサッキ協会)への製品寄付を実施しました。AVSは、病院、障がい者センター、老人ホーム、刑務所などで肉体的、精神的、感情的に苦痛のある状況下の人々に、安心や笑顔をもたらすことができるクラウンセラピーを継続的かつ無償で運営しています。参加したチャリティーバザーでの売上など個人的な寄付等は継続的な地域のクラウンセラピーの運営費に充てられます。
PT. JVCKENWOOD Electronics Indonesia(インドネシア)は、母子を対象としたインドネシア政府の保健プログラムを支援するため、近隣の保健センターに毎月寄付を行い、乳児の治療中に必要となる補助食品の購入に役立てていただいております。
Shinwa Industries (China) Ltd.、Huizhou Shinwa Optical Co., Ltd.(中国)の2社は、各事業所でエコウォーキング活動を実施し、従業員が運動をしながらゴミ拾いや分別を行うことで、業務や日常生活の中でSDGsへの意識を高める取り組みを進めております。
JVCケンウッドは、SDGsへの貢献や従業員の社会貢献活動をバックアップするため、青年海外協力隊※に参加する従業員向けの休職制度を整備しています。参加者は、休職中のサポートが受けられたり、復職後は原則として休職前の職場に戻ることができるなど、従業員の社会貢献活動を応援する制度となっております。
※青年海外協力隊:JICA(独立行政法人国際協力機構)が派遣する、開発途上国で現地の人々と共に生活し、同じ目線で途上国の課題解決に貢献する活動