JVCケンウッドグループは、出前授業や若い世代への機会の提供、小学校の設備改善への取り組みを通じて、未来を担う子どもたちの健やかな成長を支えるとともに、持続可能な社会の発展のために次世代の育成に取り組んでいます。各地域における多彩な取り組みを通じて、次世代に継承する価値の共創を推進していきます。
JVCケンウッド長岡では、毎年、地元の高校生向けの職場体験(インターンシップ)を実施しています。2023年度は高校生に加え高専生も受け入れ、実際にJVCケンウッド長岡でどのような業務が行われているのかを体験してもらいました。今後も地元の高等学校、高等専門学校と連携し、次世代の育成に取り組んでいきます。
JVCケンウッド長野では、地元の中学生向けの職場体験学習を実施しました。2023年度には2つの中学校から5名の中学生を受け入れ、JVCケンウッド長野でどのような業務が行われているのかを体験してもらいました。今後も地元の中学校と連携し、次世代の育成に取り組んでいきます。
JVCケンウッドでは、2023年3月に「ファンケル神奈川SDGs講座~未来を希望に~」にて、神奈川県立神奈川工業高等学校デザイン科の生徒72名にSDGs/サステナビリティに関する出前授業を行いました。今回の講座では、当社のSDGs/サステナビリティへの取り組みや、電気自動車のリサイクルバッテリーを活用したポータブル電源の開発による環境負荷低減の事例について取り上げました。また、今回はデザイン科の生徒が対象ということもあり、当社のデザインについての考え方や、ポータブル電源のデザインの事例についても紹介しました。
JVCケンウッドは、2023年12月に横浜市立東高校における出前授業(「横浜市立東高校 Premium Program」)に登壇し、高校1年生、2年生の生徒を対象に社会貢献およびサステナビリティに関するプレゼンテーションを行いました。
当社は地域共創の観点から継続的に出前授業を実施しており、これで5回目の登壇となります。
プレゼンテーションは1回30分を2回行い、それぞれ約15名の生徒が参加しました。今回は、企業理念「感動と安心を世界の人々へ」に基づき、無線システム事業が持続可能な社会の実現にどのように貢献しているかについてプレゼンテーションを行いました。事業とサステナビリティの関わりを言葉だけで説明するのではなく、業務用無線システムや特定小電力トランシーバーを持ち込み実物を体感していただき、どのように当社のサブマテリアリティの一つである「安心・安全なまちづくり」に寄与しているのかを理解していただくことができました。
JVCケンウッドでは今後もサステナビリティ活動を推進するとともに、未来を担う子どもたちの育成支援に積極的に取り組んでまいります。
Shinwa Precision Hungary Ltd.(ハンガリー)は、ミシュコルツ大学とのインターンシッププログラムで、2023年に1人の学生の受け入れを行っています。学生たちは、生産技術エンジニアの各部門で業務を行いました。
小学生を対象とした奨学金やトイレや手洗いなどの小学校設備の拡充は、発展途上国の経済成長を牽引する力となる若者の可能性を育て、機会を生み出し、また、子どもの衛生管理や感染症予防において重要なことです。
JVCKENWOOD Optical Electronics (Thailand) Co., Ltd.(タイ)は、ワットバンノンブアサラスクールに、マスクやアルコールジェル、文房具、ギフト、奨学金8,000バーツを寄付しました。JVCケンウッドグループは、これらの貢献が恵まれない子どもたちの幸せにつながることを期待しています。
PT JVCKENWOOD Electronics Indonesia(インドネシア)の従業員と現地日系企業有志メンバーで組織される団体「ミトラの会」は、台風による被害を受け、屋根、天井、壁、タイルなどが破損した小学校校舎の改修に協力しました。この活動の結果、子どもたちが安心・安全に授業が受けられるようになりました。