次世代のための取り組み

JVCケンウッドグループは、未来を担う子どもたちの健やかな成長を支えるとともに、当社の事業を通じてSDGsへの理解促進を促す出前授業の実施など、持続可能な社会の発展のために次世代の育成に取り組んでいます。各地域における多彩な取り組みを通じて、次世代に継承する価値の共創を推進していきます。

 

環境出前授業

職場見学・就業体験

その他の取り組み


環境出前授業

JVCケンウッドでは、森の音をリアルタイムで聞くことができるワイヤレスアクティブスピーカー「Forest Notes」を用いた環境出前授業を行っています。子どもたちは、スピーカーから流れる鳥の声や風の音、川のせせらぎなどの森の声を聞きながら、そこで息づいている生き物や自然環境を想像して絵を描いたり、聞こえる森の声をオノマトペで表現したりすることで、豊かな感性を磨きながら自然の大切さを学ぶ機会となっています。2018年度は計353名の子どもたちが受講しました。


Forest Notesを用いた環境出前授業

JVCケンウッド山形とJVCケンウッドは、7月5日に山形県鶴岡市立羽黒小学校で、小学4年生1クラス34名に対し、Forest Notesを用いた環境出前授業を協同で実施しました。森の音を聴く環境出前授業に加え、オノマトペを使ったグループワークを実施しました。子どもたちの持つ豊かな感性を刺激し、多くの生き物の命のゆりかごである森の大切さを感じとってもらい、次世代を担う彼らの礎となることを期待しています。




職場見学・就業体験

JVCケンウッドグループは、子どもたちが自ら学んだ経験を通じて豊かな感性を磨き、一人一人の無限の可能性を引き出すために、職場見学や就業体験の受け入れを行っています。


グローバルインターンシップ

JVCケンウッドは、多様な発想を生み出すことを目的としたダイバーシティ推進に取り組んでおり、9月14日から12月4日までの約3か月間、カナダより来日した大学生1名のインターンシップ受け入れを実施しました。

今回の受け入れでは、インターンシップを通して当社を広く知ってもらうため、各分野・部門の協力のもと、さまざまな製品や製造現場、取り組みを見てもらうカリキュラムが組まれました。大学の専攻分野につながる部分はもちろん、メーカーとしての当社の活動を横断的に体験していただくことで、より当社への理解を深めてもらいました。参加した大学生からは、最終成果発表の場で「これまでの研修を振り返り、社員の皆さん一人一人がプロフェッショナルとして努力を惜しまず、良好な人間関係の中で目標を達成していく姿を目の当たりにしました。皆さんのそうした姿勢を学んで、将来、エンジニア、そしてビジネスマンとして頑張っていきたいです。」とのコメントがありました。当社では、今後海外の方と身近に接する機会が増えることを想定し、今回のような機会を生かして、社内のグローバル化の推進を検討しています。 




生産工場見学

子どもたちが実際的な知識や技能に触れ、働くことの意義や適性、主体的に進路を決定する意思の醸成に寄与するため、小・中・高校、高専などの学生を対象とし、JVCケンウッド山形にて職場見学・就業体験の受け入れを行っています。2018年度は3校、2団体およびその他で131名を受け入れました。従業員は生徒たちからの職業インタビューや仕事内容への疑問や質問等にも応対し、生徒たちが地域の企業や職業について理解を深めるとともに、将来における勤労観や職業観の育成へ寄与する取り組みとなっており、今後も継続した実施を予定しています。




生産工場見学(マレーシア)

JVCKENWOOD Electronics Malaysia Sdn. Bhd.は、日本・マレーシア両国の明日の産業を担う若手育成の一助とし、2016年にマレーシア工科大学と、トレーニング、インターンシップ、CSR活動に関する産学連携を合意し、年2回の頻度で継続して学生を受け入れています。2018年度は2月17日に芝浦工業大学、および協定校であるマレーシア工科大学の学生46名による工場見学受け入れを実施しました。工場見学では材料調達から組み立て・加工・完成品出荷までの工場機能を全て体験いただき、学生たちは生産のスピードとロボットに強く興味を持った様子で、質疑応答も活気あるものとなりました。



その他の取り組み

よこはま森の楽校

横浜市とJVCケンウッドが締結した「地域活性化に関する包括連携協定」の一環として、2012年より横浜市環境創造局主催の「よこはま森の楽校」に毎年参加しています。「よこはま森の楽校」は、横浜市の「横浜みどりアップ計画」における「市民が森に関わるきっかけづくり事業」の一つであり、「横浜みどりアップ計画」への理解を深め、市民と森の結び付きを喚起することを目的としています。横浜市内の大学とも連携し、森の魅力や役割を伝える市民参加型のイベントとして、毎年多くの子どもたちが参加しています。2018年度は、木の実や枝等を組み合わせ、自由な想像力と創造力を用いて自分だけの森の写真立てづくりを楽しんでもらいました。




夏休み自由研究お助け教室

夏休みの子ども向けに「自由研究をおたすけ!夏休み 手づくり工房」が毎年開催されています。この教室は、ラフォーレ修善寺を運営する森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社との協働企画で行われ、2018年度で6回目の実施となります。

子どもたちは森林の働きについて学習した後、実際に森の中で木の実や枝等を使い、自由な発想でフォトスタンドや木製スマホスピーカーを製作しました。子どもたちにとって、森の香りや声を感じながら、森の与えてくれる大きな恵みの一部を体感する貴重な機会となりました。




子ども科学工作教室

「子ども科学工作教室」は、伊那市・駒ヶ根市・企業・地元工業高校生の産官学が一体となり取り組んでいる次世代教育の一つであり、JVCケンウッド長野は実行委員および企業指導員として参加・協賛しています。工作教室では、地元の小学校高学年80名を対象にロボット製作を行い、子どもたちは指導員のアドバイスを受けながら、ものづくりの楽しさを学ぶ良い機会となりました。




5S習慣や清潔な環境整備に貢献(インドネシア)

次世代に向けた道徳と規律ある教育を支援する一環として、PT. JVC Electronics Indonesiaは、小学校の5S習慣(5S:整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)や清潔な環境づくりの維持を行っています。2018年度は、5Sキャンペーンコンテストに関連した賞の贈呈を行いました。掃除方法を教えることで、身の回りの環境をきれいに保つことへの意職向上に貢献しています。




学習環境の改善(インドネシア)

インドネシアでは、学校にある什器が壊れている場合が多く、子どもたちの教育環境や学習のプロセス改善のために早急な修理が必要となっています。PT. JVC Electronics Indonesiaは2018年度、日系企業有志メンバーで組織される団体「ミトラの会」のメンバーらと協力し、中古の木材を利用して作った約60個のテーブルを周辺の工業団地の3つの小学校に寄付しました。この活動は2013年から行っており、今後も継続して地域の子どもたちの学習環境を支援していきます。




小学校への支援活動(タイ)

JVCKENWOOD Optical Electronics (Thailand) Co., Ltd.は、タイ、ナコンラチャシマ県Prachasamakee学校への支援活動に参加しています。Prachasamakee学校には、孤児や貧困層などの恵まれない子どもたちが多く通っています。そのため、学校にスポーツ器具や文具、軽食、果物、寄付金などを送るとともに、ゲームやアクティビティの機会を提供しており、子どもたちの健やかな成長を支援しています。




小学校への支援活動(アメリカ)

EF Johnson Technologiesは、2014年から地元の小学校A.S.ジョンストン小学校(幼稚園から6年生まで)を支援しています。必要な学用品を買う余裕がない低所得の家庭のために、制服やお菓子、軽食、寄付金等を送るとともに、従業員はボランティアとして学校に行き、学校でのキャリアデーに参加してキャリア形成についての授業を行ったり、生徒に本を読み聞かせたりしています。




TeenTechサポーター(イギリス)

TeenTechは、性別や社会的背景にかかわらず、若者が科学技術や技術産業を学習する機会を提供する非営利の公益法人です。JVCKENWOOD U.K. Limitedは、2008年のTeenTech設立以降、サポーターとして活躍しています。各地でさまざまなイベントに参加し、製品や技術について若者たちと対話することで、未来ある若者の可能性や向上心を高める取り組みに貢献しています。




国際宇宙ステーションと子どもたちをつなぐアマチュア無線機

各国の宇宙機関が共同で建設した国際宇宙ステーション(ISS)には、アマチュア無線機が搭載されており、主に地球の子どもたちに科学や宇宙に興味を持ってもらうため、宇宙飛行士との交信を体験するスクールコンタクトとして活用されています。JVCケンウッドは、以前からロシアのミール宇宙ステーションやISSにアマチュア無線機を提供してきました。次世代モデルとして、2015年から宇宙ステーション向けの特別仕様のアマチュア無線機の開発を開始し、数々のテストを経て、2019年4月から最終段階となる無線機と電源システムを結合したIORシステムとしての認証テストをNASAで実施しています。将来、一人でも多くの子どもたちが当社のアマチュア無線機を使った宇宙飛行士との交信を体験し、科学や宇宙に興味を持ってもらえるよう、今後も開発の協力を積極的に進めていきます。