「EXOFIELD(エクソフィールド)」とは、
ヘッドホン再生においてリスニングルームのスピーカー音場と定位を再現する「頭外定位音場処理技術」です。
それは1927 年日本ビクター蓄音器株式会社設立以来、「原音探究」の精神のもと、音の臨場感が作り出す感動の提供へ向けた技術開発の歴史です。1960 年「生演奏と録音テープのすり替え実験」、1965 年、1966 年「生演奏とLP レコードのすり替え実験」とステレオ音声の黎明期から音場再現への挑戦を続けてきました。
デジタルオーディオプレーヤーやスマートフォンなどの普及により、音楽をヘッドホンで楽しむことが広く普及していますが、ヘッドホンでの再生は音の繊細な質感やニュアンスの表現に優れているものの、音場に関してはヘッドホンを通して左右の耳から入ってきた音が頭の中で定位するため、スピーカーで聴く時のような音の広がりと定位を再現することが課題となっていました。
頭外定位音場処理技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」は、当社がこれまで培ってきたさまざまな音場再生技術を活かし、ヘッドホンでのリスニングにおいても、“リスニングルームのスピーカーで聴いているような自然な音の広がりと奥行き、音像の定位” を再現し、臨場感ある音場を提供します。