マテリアリティと実績

マテリアリティの特定プロセス

JVCケンウッドは、持続可能な開発目標(SDGs)をもとに事業と関連の強い社会課題を抽出し、「2020年ビジョン」とのつながりを考慮しながら、マテリアリティ(重要課題)の特定と課題解決に向けた取り組みを進捗管理するためのKPIs(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)の設定を行いました。

 

マテリアリティの特定プロセス

マテリアリティ一覧

JVCケンウッドグループは、事業を通じた持続可能な社会への貢献を推進するために、マテリアリティを特定しました。マテリアリティと連動したKPIsの策定とともに、グローバルに管理できる仕組みの構築に取り組んでいます。

 

JVCケンウッドグループのマテリアリティ・マトリックス


マテリアリティに関する主な指標と取り組み実績

JVCケンウッドは、マテリアリティに対する取り組み状況を把握しさらなる改善につなげるために、各マテリアリティに紐づく指標(KPIs)を策定し、2019年度目標(一部は2020年度目標)を定めて取り組みを行ってきました。

ここでは、取り組み状況についての理解をより深める目的で、主要な21項目をサステナビリティ戦略テーマ(詳しくは JVCケンウッドグループのサステナビリティをご参照ください)ごとに整理した上でその実績を説明しています。2020年度は、より一層の向上または維持に努めてまいります。


利益ある成長と社会課題解決を実現するための重要課題(スマートサービス&ウェルネス)

JVCケンウッドは、持続可能な社会への貢献がビジネスの好機となり、利益ある成長につながるという考えのもと、さまざまな社会課題に対して当社製品を通じた解決を積極的に図るため、マテリアリティに紐づく指標を設定して取り組んでいます。


No

KPIs

マテリアリティ

2019年度目標

2019年度実績

達成状況

SDGs

1

画像診断効率の改善(医用モニター)

医療アクセスの

拡大

高精細医用画像表示用モニター「i3シリーズ(CL-S500/MS-S500)」を市場導入する。

「i3シリーズ(CL-S500/MS-S500)」は計画どおりに市場導入を開始。 高画質化および新機能追加により、医師/技師の読影効率改善や疲労軽減に貢献。

2

疾病の超早期/低侵襲診断の実現(ExoCounter)

医療アクセスの

拡大

エクソソームを用いた妊娠高血圧腎症の発症予測システムの確立を目指し、英国オックスフォード大学およびシスメックス株式会社と共同研究を行うとともに、研究者向けエクソソーム計測システムの新製品を市場導入する。

英国オックスフォード大学等との共同研究推進中。2020年3月エクソソーム研究者に向けた新エクソソーム計測システムExoCounter”BX-EC3システム”を発売。

3

新機能を搭載したドライブレコーダーの市場展開

交通事故の防止

2カメラ等の新機能を搭載したドライブレコーダーを2020年度以降、積極的に市場に提供する。(現在9機種導入予定)

2020年度目標達成に向け推進中

4

発達障がい/認知症評価機能の確立

(Gazefinder)

医療アクセスの

拡大

国内および豪州において自閉スペクトラム症診断補助装置としての医療機器認定に向けた治験を実施する。認知症については、大阪大学との共同研究で実証評価を行う。

国内、豪州において治験を開始。計画どおりの症例登録が進行中。認知症評価については、既存の標準的な認知機能検査法との高い相関性が証明された。




5

環境配慮型新製品の新規投入

持続可能な

ものづくり

2.6トンのプラスチックを削減
(米州・欧州向けヘッドホンの対象機種について、パッケージの素材をプラスチックから紙に変更)

5.1トンのプラスチックの削減
(対象機種の年間出荷台数が当初の見込みを上回ったため)

6

セキュリティ新製品・サービスの新規投入計画

安心・安全な

まちづくり

10件導入

(テロ対策など公共施設の安心・安全に係る監視カメラシステム)

20件導入

7

防災および減災新製品・サービスの新規投入計画

防災・減災への対応

50件導入
(インバウンド需要に対応した訪日外国人の安心・安全に係る多言語非常放送設備)

57件導入

8

IoTソリューション製品・サービスの新規投入計画

安心・安全な輸送システムの確保

5件導入

(通信型ドライブレコーダーを活用したテレマティクスサービス)

5件導入


新しい事業の創出を推進するための重要課題(技術イノベーション)

JVCケンウッドは、社内のイノベーション創出機会を促進するため、社内の環境づくりに取り組んでいます。


No

KPIs

マテリアリティ

2019年度目標

2019年度実績

達成状況

SDGs

1

イノベーションアクトの成果件数(累積)

イノベーションの

加速

スタートアップ企業との事業創出に向けた
実証実験の実施:5件

5件の実証実験を実施し、

内2件について事業化を進めることが決定

2

特許アイデア会議の実施

イノベーションの

加速

320回/年

349回/年

3

知財スキルUP研修実施

イノベーションの

加速

18回/年

34回/年

4

産官学連携の

社会実装プロジェクトの実施

ステークホルダーパートナーシップ

社会実装プロジェクトの実施:1件

当社がプロジェクトリーダーを務める東京藝術大学COIのワークショップの映像が、音楽教科書の副教材「小学生の音楽鑑賞・表現」(DVD)に収録され、ビクターエンタテインメントから販売。

※COI:革新的イノベーション創出プログラム


事業基盤を強固にするための重要課題(レジリエンス強化)

JVCケンウッドは、強靭で透明性があり、かつ公正で包摂的な仕組みで支える戦略の基盤として、基本的(事業を支える)領域における取り組みを通じたレジリエンスの強化を図っています。


No

KPIs

マテリアリティ

2019年度目標

2019年度実績

達成状況

SDGs

1

女性の幹部職比率

ダイバーシティ&

インクルージョン

4.4%以上

4.6%(2020年4月)

2

温室効果ガス(Scope1、2)
 排出量・売上高原単位

気候変動への

対応

22,919 t-CO2
(但し、排出量のみとし、国内事業所/生産拠点を対象とする。)

19,100 t-CO2

3

温室効果ガス(Scope3)
 排出量・売上高原単位

気候変動への

対応

2018年度実績を開示する。
(前年度より精度を向上させる。)

算定精度を向上させWebにて開示。

4

水質に関する法令違反件数

リスクマネジメントの取り組み

0件を維持

0件を維持

5

有害廃棄物発生量
(水濁法28有害物質管理)

環境負荷の低減

0.2638 t

0.1443 t

6

取締役会の実効性評価実施有無

リスクマネジメントの取り組み

年1回実施

実施(2020/1)

7

リコール発生件数および対応費用

リスクマネジメントの取り組み

毎年度期末までに、0件/0円を維持

0件/0円

8

ROE(連結)

リスクマネジメントの取り組み

10%(2020年度)

2018年度:6.8%

2019年度:1.6%

(2019年度はCOVID-19の影響により悪化)

×
9

ITセキュリティ研修受講率

リスクマネジメントの取り組み 80.0% 90.7%

※国内/海外拠点を対象