JVCケンウッドグループは、コーポレート・ガバナンスの強化によって経営における意思決定の透明性と効率性を高め、企業価値の向上を図ることを経営上の最も重要な課題の一つと捉えています。「JVCケンウッド コーポレート・ガバナンス方針」は、コーポレートガバナンス・コードの各原則を踏まえたコーポレート・ガバナンスに関する基本方針であり、グループ全体で健全かつ強固なガバナンス体制を推進する上での指針となっています。
JVCケンウッドグループは、コーポレート・ガバナンスの強化と継続的な利益の創出により、多様なステークホルダーの期待に応え、企業理念「感動と安心を世界の人々へ」の達成のため、全社的に取り組みを進めています。
取り組みの推進にあたっては、以下のKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定し、課題解決に向けた取り組み状況を進捗管理しています。
取り組みテーマ | KPI | ||
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2023年度 | 2025年度 | 2030年度 (目指す姿) |
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・取締役会における審議の充実 ・社外取締役に対するトレーニング/オフサイトミーティングなどの実施 |
・さらなる執行への権限委譲(付議基準の見直し) ・取締役会の議題整理 |
・グループガバナンスの強化 ・役員スキルの多様性の拡充 |
・社外取締役比率の増加 ・ESG目標を役員報酬へ組み入れる |
・取締役会と経営層のダイバーシティ強化 | 女性役員※を 1名以上選任 |
女性役員※を 3名以上選任 |
女性役員※の比率 30%以上を目指す |
※取締役、監査役、執行役員又はそれに準じる役職者
(制定2015年12月1日、改定2021年12月23日)
ステークホルダーに対する情報提供については、適時開示規程を社内規程として制定し、社内で決定、発生した事実について、情報開示委員会を通して、開示内容および方法の検討を行い、ステークホルダーに対して適時的確な情報提供を実施しています。
当社は、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主との建設的な対話を行います。当社は、こうした対話を通じ、経営方針を株主に分かりやすく説明しその理解を得るよう努めるとともに、対話を通じて得た意見・懸念を経営幹部や取締役会にフィードバックし、企業価値の向上に役立てます。
特定の者またはグループが株式を取得することにより、会社の企業価値または株主共同利益が毀損される恐れがあると判断される場合には、法令および定款によって許容される限度において、企業価値向上および株主共同利益の確保のための相当な措置を講じることが必要であると考えられております。当社としても企業価値向上および株主共同利益の確保の重要性は認識しており、慎重に検討を継続しておりますが、現時点において具体的な防衛策などの導入はしておりません。