2012年

NEWS RELEASE

2012年10月4日

東京工科大学の学園祭「紅華祭」にて
当社ワンセグ型エリア放送システムが採用されました
~SFN機能による複数送信機同期放送でエリア拡張を実現~

10月7日(日)、8日(祝)に東京工科大学八王子キャンパス(東京都八王子市)にて行われる、同校の学園祭「紅華祭」において、当社が開発を進めているワンセグ型エリア放送システムが採用されたことをお知らせします。


「紅華祭」では、同校メディア学部の吉岡英樹講師が取り組んでいる「エリアワンセグ・プロジェクト」の活動として、東京工科大学とコンテンツ制作を手がける有限会社ブランチ・ランチ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:山中雅文)および当社が産学連携のもと協力してワンセグ型エリア放送を実施し、来場者のワンセグ対応携帯電話などで視聴いただくことができます。


このたびのワンセグ型エリア放送の企画・運営は、紅華祭実行委員会およびワンセグ型エリア放送の研究を行っている同校の大学院生が中心となって行い、同放送の録画画面を提示することにより特典が受けられるクーポンサービスなど、ワンセグ型エリア放送の新しい活用方法に挑戦します。

当社は、無線局免許申請・取得などへの協力を行うとともに、技術基準適合証明取得のワンセグ型エリア放送送信機およびリアルタイムエンコーダなどの放送機材を提供します。


本放送にあたっては、当社システムの特長であるSFN(Single Frequency Network)技術を活用した放送を行います。SFNは、同一周波数の送信機を連結した場合における相互干渉を防止し、安定した受信を保ちながらエリアを拡大できる画期的な送信技術です。


ワンセグ型エリア放送は、地上デジタル放送の空きチャンネル帯域(ホワイトスペース)を利用して、半径数百メートル程度の特定エリアに向けて行うデジタル放送で、自治体や商業施設、イベント会場などの新しい情報配信メディアとして注目を集めています。受信機として国内に1億台以上普及しているワンセグ対応携帯電話機などを利用できることから、今後、ワンセグ型エリア放送サービスによる新しい市場の広がりが期待されています。


当社は、今後も、各種イベントや地域への導入提案を通じて、ワンセグ型エリア放送の普及に貢献し、本格的なビジネスへの成長を目指します。


【放送内容の例】


【放送サービスエリア】


【ワンセグ型エリア放送システムのイメージ図】


【SFN機能のイメージ図】


本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド 経営戦略部 戦略企画統括部 広報・IR担当
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