NEWS RELEASE
2013年2月28日
2013年3月26日一部修正
“森・自然”を感じる空間提案をコンセプトとした“Forest Notes(フォレスト ノーツ)”シリーズ
ワイヤレスアクティブスピーカー「YG-FA30HV」「YG-FA2HV」を発売
■スマートフォンやタブレット、パソコンなどから、Bluetooth®接続でワイヤレス再生
■“森の声”をリアルタイムで楽しめるライブ配信サービス(定額制)を同時スタート
株式会社JVCケンウッドは、「商品・サービスを通じて“森・自然の存在”を常に傍らに感じていられる空間を提案すること」をコンセプトとした“Forest Notes(フォレスト ノーツ)”シリーズより、その第一弾として“森を感じる、大切にしたくなる”ワイヤレスアクティブスピーカー「YG-FA30HV」「YG-FA2HV」2機種を3月中旬より発売します。
本機は、国産栗材を日本の職人による伝統工法で仕上げ、キャビネットにエキサイターを搭載することで、キャビネット全体を振動させて音を奏でるスピーカーです。その特徴的な立方体デザインは“木々がつくり出す酸素の量”を表現しており、都会に居ながら森を感じていただける「森の入り口」をイメージしています。
また、今回新たな提案として、四季折々に刻々と表情を変える“リアルタイムの森の声”をネットワーク経由で楽しめる“Forest Notes”ライブ配信サービス(定額制)を同時にスタート。森に設置したマイク※1からリアルタイムに届く“森の声”やアーカイブ音源を都会のリビングやオフィスで24時間いつでも聴くことが可能です。
本機とライブ配信サービスを併用することにより、森や自然と触れ合う機会が少なくなった生活の中で、“いつでも森の息づかいを感じて頂けるシステム”としてご提案します。
※1:サービス開始時は、「飛騨高山」(岐阜県)と「諸塚村(もろつかそん)」(宮崎県)の2カ所から配信を予定。以後順次増設する予定です。
品名 | 愛称 | 型名 | 本体カラー 素材 |
希望小売価格 (税込) |
発売時期 |
---|---|---|---|---|---|
ワイヤレス アクティブ スピーカー |
フォレストノーツ | YG-FA30HV | ナチュラル 国産栗材 |
オープン価格 | 3月中旬 |
フォレストノーツミニ | YG-FA2HV | ナチュラル 国産栗材 |
「YG-FA30HV」「YG-FA2HV」の主な特長
1.国産栗材を伝統工法で仕上げた『オークヴィレッジ』※2製キャビネットを採用
木工技術に定評のある、飛騨高山の家具メーカー『オークヴィレッジ』※2製のキャビネットを採用。飛騨の伝統技術を踏まえ、職人達が材料の選定から乾燥、加工、組み立て、仕上げまでを一貫した管理のもとで製造した、手作りの製品です。キャビネット素材には木目がくっきりしていて力強さと落ち着いた風合いのある国産栗材を使用。栗材は強度に優れ、粘りに強く、水や虫にも強いため、縄文時代から住居の材料として使われるなど、古くから大切にされていた木材です。近年では、建造物の土台や鉄道の枕木にも使われており、この栗材を活かしたシンプルで風合いあるデザインに仕上げました。
※2:オークヴィレッジ株式会社。 URL:http://oakv.co.jp/
2.音響機器を感じさせないファニチャー・デザインのキャビネットが奏でる透明感ある自然な音色
左:「YG-FA2HV」、右:「YG-FA30HV」
一見すると音響機器を感じさせない天然木製のキャビネットに、エキサイターを搭載することで、キャビネット全体を振動させて透明感のある音色を奏でます。スピーカーユニットが振動する通常のスピーカーと違い、キャビネット全体が振動するため、自然の感覚を生かした空間でゆったりと“森の声”を楽しめます。
* 本機は、“森の声”が最適になる音響設定をしており、通常の音楽再生には適しません。
3.Bluetooth®レシーバー搭載により、“森の声”をワイヤレス再生
「Bluetooth®レシーバー」
本機はBluetooth®レシーバーを搭載しており、ワイヤレス環境で再生することができます。スマートフォン、タブレット端末やパソコンなど対応デバイス※3から“Forest Notes”ライブ配信サービスやアーカイブされた“森の声”をワイヤレスで楽しめ、癒しの空間を感じることができます。
※3:ご利用可能な端末の詳細については、後述の<“Forest Notes”ライブ配信サービスをご利用可能な端末>表をご覧ください。
4.充電式リチウムイオンバッテリーを内蔵し、インテリアに合わせた自由な設置レイアウトが可能
リチウムイオンバッテリー内蔵なので、ワイヤレスな環境でリスニングが可能です。ベッドサイドやリビングなどで手軽に設置でき、聴きたい場所で“森の声”を楽しめます。
5.森の木々がつくり出す酸素量を表現した立方体デザイン
本機の立方体デザインは、森の木々がつくり出す酸素量を表現しています。「YG-FA30HV」は、一本の樹木が一日に作り出す酸素の量「30リットル」※4に従い、ちょうど30リットルになるように幅、高さ、奥行きを310mmにデザインしています。「YG-FA2HV」は、一本の樹木が昼間一時間あたりにつくり出す酸素量2.5リットルをデザインした、幅、高さ、奥行きが136mmの小型タイプです。酸素の量を視覚化することで、光合成を行う樹木への感謝の気持ちを持って欲しいという願いを込めています。
※4:日本の平均的な樹木の二酸化炭素吸収量を約20kgとし、光合成の化学合成式から算出。
「YG-FA30HV」「YG-FA2HV」のキャビネットの工芸技術・仕上げの主な特長
1.釘やネジを使用しない、伝統工法を用いた接合技術
釘やネジなどの金属を使用しない接合技術は、職人による伝統工法ならではの手法。「YG-FA30HV」は、丈夫な構造である『蟻型千切留組(ありがたちぎりとめぐみ)』で接合しており、高い強度とデザイン性を両立しています。また、「YG-FA2HV」は、通称カンザシと呼ばれている『挽込留接(ひきこみとめつぎ)』で接合しており、小さいキャビネットサイズながら接着面積を大きくして強度を高めています。また、接合部分の留組がデザインのアクセントにもなっており、インテリアを引き立てます。
「蟻型千切留組」(「YG-FA30HV」)
「挽込留接」(「YG-FA2HV」)
2.天然オイル仕上げのキャビネット
「天然オイル仕上げ」
国産栗材の木肌そのままの色・素材の美しさを引き立てるため、亜麻という草の種子から搾油した亜麻仁油(あまにゆ)を主成分とした天然オイルを染み込ませ、拭き上げました。木によく馴染み、自然の木肌そのままのしっとりとした風合いと心地良い肌触りが得られます。素材表層部に浸透する塗装のため、部分的に剥がれる心配がありません。
3.天然素材の個性を生かした、1点ごとに異なる表情
木目や色、節なども「自然の木が表現するデザイン」でひとつひとつ異なります。世界に2つと同じものは無い自分だけの“Forest Notes”として末永くご愛用頂きたく職人が心を込めて作りました。
企画意図
現代社会、特に都会に住む現代人にとって、以前のように気軽に森や自然とふれあう機会は少なくなっています。
そのような生活環境において、「商品・サービスを通じて“森・自然の存在”を常に傍らに感じていられる空間を提案すること」、それが“Forest Notes(フォレスト ノーツ)”のコンセプトです。森を感じる、大切にしたくなる・・・“Forest Notes”は、都会に居ながらも、森の音と木の温もり(素材や香り)を楽しむための新しい提案です。
本機は、ご家庭のリビングやベッドサイドで森を感じながらリラックスしたり、店舗でオーガニックな空間演出をしたり、自然の中から生まれてくる様々な環境音をリアルタイムで、24時間、いつでも聴くことが可能です。配信サービス開始時は飛騨高山(岐阜県)と諸塚村(宮崎県)の2カ所から配信を開始し、以後、順次増設を予定。インターネットを通じて“森の声”を届けるネットワーク構築を進める予定です。
“Forest Notes”は、リアルタイムに“森の声”を届け、そこに息づく自然を感じ、地球と共生していることが実感できるようなセンスウェアとして位置づけ、パッケージ化された音楽とは別の形の“新たな音の楽しみ方”を提供していきます。
主な仕様
型名 | 「YG-FA30HV」 | 「YG-FA2HV」 | |
---|---|---|---|
Bluetooth®部 | 規格 | Bluetooth® Ver. 2.1+EDR | Bluetooth® Ver. 2.1+EDR |
対応Bluetooth®プロファイル | A2DP (Advanced Audio Distribution Profile) |
A2DP (Advanced Audio Distribution Profile) |
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使用周波数帯域 | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯 | |
最大通信距離 | 約30m (送信側がClass1の機器の場合) |
約30m (送信側がClass1の機器の場合) |
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アンプ・スピーカー部 | 実用最大出力 | 1W+1W(2チャンネルLR) | 1W(1チャンネルR) |
ライン入力 | 3.5mm ステレオミニジャック | 3.5mm ステレオミニジャック | |
スピーカー | エキサイター×2 | エキサイター×1 | |
電源部 | 付属 | ACアダプター | ACアダプター |
電池 | リチウムイオンバッテリー内蔵 | リチウムイオンバッテリー内蔵 | |
充電時間 | 約6.5時間 | 約6.5時間 | |
電池持続時間 | 約7時間 | 約10時間 | |
最大外形寸法 | (幅)310mm×(高さ)310mm×(奥行)310mm | (幅)136mm×(高さ)136mm×(奥行)136mm | |
質量 | 約4.0kg | 約0.6kg | |
付属品 | ACアダプター、電源ケーブル(USBケーブル)、フット(4つ)、着脱式カバー(「YG-FA30HV」のみ) |
* 本機の仕様および外観は、改善のため予告なく変更することがあります。
* 本機は、天然素材のため1台1台外観が異なります。
* 通信距離は送信側の機器の性能や、周囲の環境に依存して変化します。
* 電池持続時間はおよその目安です。使用状況によって短くなる場合があります。
<“Forest Notes”ライブ配信サービス概要図>
“Forest Notes”ライブ配信サービス(定額制)について
本機が奏でるリアルタイムの“森の声”は、まず、飛騨高山(岐阜県)と諸塚村(宮崎県)の2カ所から配信※1を予定。また、各地のアーカイブ音源も試聴ができます。スマートフォン、タブレットやパソコンなど、インターネット環境のある端末を経由して、楽しむことができます。
配信サービス(定額制)は、音質によって、2種類(高音質:320kbps、標準音質:128kbps)のプランを用意。配信のお申し込み※5は、「Forest Notes専用サイト(3月中旬開設予定)」(URL http://www.forestnotes.jp)をご利用下さい。
※5:月額契約の申込にあたっては、会員登録及び、配信プランの選択が必要です。
配信プラン | 型名 | 月額契約価格 (税込) |
サービス開始 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高音質プラン (320kbps配信) |
YG-FL10 | 980円 | 3月中旬 | 加入月は無料 翌月1日より有料 |
標準プラン (128kbps配信) |
YG-FL5 | 490円 |
* 接続通信料に関しては別途お客様ご負担となります。
“Forest Notes”ライブ配信サービスをご利用可能な端末
対応機器 | 対応OS | 対応ブラウザ |
---|---|---|
パソコン(Windows®) | Windows®7 | Internet Explorer 9 / Google Chrome 25 |
パソコン(Macintosh) | Mac OS X 10.7、10.8 | Safari 6.0.2 / Google Chrome 23 |
スマートフォン/タブレット(Android™) | Android™ 2.3~3.2 | 標準ブラウザ |
Android™ 4.0~4.2 | Google Chrome for Android™ | |
iPhone/iPod touch/iPad/iPad mini | iOS 5.1.1~6.1.2 | Mobile Safari |
※最新の情報は、Forest Notes専用ウェブサイト(http://www.forestnotes.jp)をご覧ください。
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本件に関するお問い合わせ
- 【報道関係窓口】
- 株式会社JVCケンウッド ブランド戦略推進統括部 宣伝・パブリシティ担当
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