株式会社JVCケンウッドは、下記の通り、7月16日付で組織変更、役員委嘱変更および主な人事異動を行いましたのでお知らせします。

1．組織変更

当社は、カーエレクトロニクス市場における急速な競争環境の激化に対応するため、「革新的先進運転システム（i-ADAS：innovative Advanced Driver Assistance System）事業化タスクフォース」を立ち上げ、その傘下に「自動運転事業統括部」「車両情報（CAN^※）事業統括部」「センシングデバイス事業統括部」「車載ディスプレイ事業統括部」を新設することで、ヘッドアップディスプレイ事業や車両情報事業、自動車の自動運転事業など、新たな成長領域の早期事業化をめざします。

また、「自動運転事業統括部」および「車両情報（CAN）事業統括部」については、株式会社ゼットエムピーや2013年7月18日付で発表しました同社との共同出資による合弁会社である株式会社カートモとの協業を推進します。

「車載ディスプレイ事業統括部」の新設に伴って、カーOEM事業部の傘下にあった「HUD事業化プロジェクト」は発展的に解消しました。

なお、全社の次世代への業容の革新をめざし、ベンチャー企業や海外における開発パートナーとの長年の協力関係を発展させることから、代表取締役が事業担当とともに共同リーダーとなって、全社的な取り組みを行います。

※：CAN（Controller Area Network）
自動車などの機械の内部で、電子回路や各装置を接続するためのネットワーク規格。ISOによってISO11898およびISO11519として標準化。自動車内部でECU（電子制御装置）やエンジン、ブレーキなどの部品をつなぎ、部品の状態を伝達または制御技術の送信に使用されるため、信頼性や対ノイズ性能を重視した仕様。すべての装置が一つの伝送路を共有するバス型のネットワーク。

2．役員委嘱変更

※下線が変更となった職務です。

3．主な人事異動

※下線が変更となった職務です。