2014年

NEWS RELEASE

2014年8月4日

当社グループにおける業務用事業の拡大に向けて
JVCケンウッド・アークスが「楽天Koboスタジアム宮城」に音響設備一式を納入


楽天Koboスタジアム宮城

株式会社JVCケンウッドの関連子会社で、業務用音響・映像機器の販売・施工を手がける株式会社JVCケンウッド・アークス(以下、JVCケンウッド・アークス)は、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」の本拠地となる「楽天Koboスタジアム宮城(宮城県仙台市宮城野区)の音響設備更新に伴い、システム設計や納入設置工事および調整を株式会社楽天野球団より受注し、納入を完了いたしましたのでお知らせします。

1.受注の背景

コナミ日本シリーズ2013を制したプロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」が本拠地とする「楽天Koboスタジアム宮城」は、1950年に宮城球場として建設された歴史と伝統のある野球場です。

2005年より「東北楽天ゴールデンイーグルス」の本拠地となって以降、25,000席を超える観客席は、一般席に加え、テーブル付き、ボックスシート、パーティーデッキなど様々な観戦スタイルで楽しめるように配慮されており、2014年には3,000人収容の観客席を新築し、28,000人超のスタジアムとなり、球団とともに現在も成長を続けています。

このたび、観客席の増設や運用の変化に伴い、場内放送を行うための音響設備を更新することになり、JVCケンウッド・アークスは、音響設備のシステム設計と機器の納入設置工事、および調整を担当しました。

2.納入したシステムについて

新たに設置された音響設備は、82台の屋外用スピーカーシステム、20台のパワーアンプ、光ファイバーネットワーク経由でデジタル音声の分配と制御を行うデジタルシグナルプロセッサー等から構成された、最先端の音響システムです。

この音響システムによって、MCによる明瞭な場内アナウンスが全ての観客席で聞き取れるようになり、高音質なサウンドによるゲーム中の様々な演出が、より質の高いエンターテインメントとして提供できるようになりました。また、近隣への騒音による影響を極力少なくするよう設計。多数のスピーカーを分散して配置する方式を採用することで、同スタジアムを本拠地とする「東北楽天ゴールデンイーグルス」のゲームを、クリアなサウンドで力強くサポートしています。



バックネット裏スタンドのスピーカー


照明塔に取り付けられたスピーカー



楽天Koboビジョン下のパーティーデッキスペースのスピーカー


プレステージ・プラチナ席のスピーカー


3.今後の取り組み

当社は、カーエレクトロニクスOEM事業や業務用無線機器、業務用映像・音響システムなど、業務用事業の拡大を成長戦略の一つとして掲げています。

また、グループ企業であるJVCケンウッド・アークスが手がける業務用音響・映像機器の販売・施工においても、2010年に業界最大手のヒビノ株式会社(以下、ヒビノ)と株式の譲渡(35%相当)を含めた戦略的提携を締結するなど、両社グループの関連技術・商品を活かした事業展開を行っており、本件もその取り組みの一つです。

今後も、音と映像のトータルソリューション企業であるヒビノとの資本業務提携を活かして、業界トップクラスの総合力で最高の音響システムの構築をサポートするとともに、より一層の事業拡大を図ります。

4.JVCケンウッド・アークスについて

JVCケンウッド・アークスは、1960年の創立以降、豊かな経験と実績により、業務用映像・音響機器によるシステムエンジニアリングや、多彩なセールスプロモーション、ビジネスサポート事業を中心に、幅広い分野で活躍しています。「快適さの実現とコミュニケーションの提案」を理念として、JVCケンウッドグループの強みである「高品位な音と映像」と「ハード・ソフトの開発力」を最大限に活かし、そこから生まれる「快適な空間の実現」と「新しいコミュニケーションの提案」を通して、お客様に最高の感動と満足をいただけるようなソリューションをご提案いたします。

本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド コーポレートマネジメント部 広報・IR部
TEL:045-444-5232 FAX: 045-444-5239
【お客様窓口】
株式会社JVCケンウッド・アークス システム営業部
TEL:03-6812-2875 FAX: 03-6812-2876

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