株式会社JVCケンウッドは、11月27日（日）から12月2日（金）まで米国シカゴ、McCormick Placeで開催される「Radiological Society of North America 2016 (RSNA2016：北米放射線学会)」に出展します。

　今回当社ブースでは、効率的な読影を可能とするダイナミックガンマ機能を搭載した医用画像表示用ディスプレイをはじめ、独自のカラーマネージメント技術を搭載した病理用画像表示用モニターや、クラウド対応の医用ディスプレイ精度管理サービスなど、画像診断支援をメインに医療における診断支援効率を向上させるソリューションを各種提案します。

　当社は、20年以上にわたり、医用モニタービジネスを展開してきた「TOTOKU」ブランドを2013年7月に引き継ぎました。今後は、これまでの「TOTOKU」ブランドから「JVC」ブランドへ移行していくとともに、さらに医療分野における幅広いソリューションを展開していきます。

＜当社ブースイメージ＞

＜「RSNA2016」出展コンセプト＞(当社ブース：北Bホール#8310)

医療における診断効率を向上させる画像診断支援をメインとした各種医用ソリューションを提案します。

• マンモグラフィ、CR/DR、CT、MRI、血管造影、超音波等の各種診断画像の読影に最適な当社独自のダイナミックガンマ機能を搭載したマルチモダリティディスプレイ、病理診断・遠隔診断に最適なカラーマネージメント機能を搭載したカラー液晶モニター、さらに病院内の診断用ディスプレイの精度維持・管理を効率化する、クラウド精度管理サービスなど、各種画像診断支援ソリューションを展示します。
• 視点計測装置や、4Kカメラを使った医療現場支援ソリューションを参考展示します。

＜主な出展内容＞

15MsP Monochrome Display MS55i2

5MP Color Display CCL550i2

【画像診断支援ソリューション】

1．マンモグラフィ／トモシンセシス画像表示用ディスプレイ「CCL550i2」 「MS55i2」

乳がん画像診断におけるマンモグラフィ／トモシンセシスのモノクロ画像だけでなく、カラーで解析された超音波診断装置、CT/MRI、病理画像など、モノクロ画像とカラー画像の最適な階調表示を自動的に実現するダイナミックガンマ機能を搭載した21.3型500万画素カラー医用画像表示用ディスプレイ「CCL550i2」と、画像の3倍化技術（Independent subpixel drive）で、マンモグラフィ/トモシンセシスのより高精細で高品位な画像表示を実現する「MS55i2」を展示します。両モデルは、米国食品医薬品局（FDA）よりブレストトモシンセシス/デジタルマンモグラフィ用としての認証を取得しています。

2．医用画像表示用“i2”ディスプレイシリーズ「CCL258i2」 「CCL358i2」 「CCL650i2」

＜ダイナミックガンマ機能イメージ＞

ダイナミックガンマ機能とオートテキストモード機能を搭載した医用画像表示用“i2”ディスプレイシリーズの3モデル「CCL258i2」　「CCL358i2」　「CCL650i2」を展示します。LEDバックライト搭載の液晶パネルにより、消費電力の低減と長寿命化の実現に加え、最適な階調表示やテキスト（白）表示面積に応じた輝度調整に対応します。

3．病理用画像表示用24.1型カラー液晶モニター【参考出品】

＜病理用画像表示用モニター＞

当社独自のカラーマネージメント技術により、高精度な色再現を実現した病理用画像表示用の24.1型カラー液晶モニターを参考展示。指定した色空間の共有を可能とする当社独自のプロファイル管理により、遠隔地や複数台間での統一した色再現を実現し、遠隔画像診断環境の構築にも対応します。

4．医用ディスプレイ精度管理クラウドサービス「PM Medivisor Cloud」

＜「PM Medivisor Cloud」イメージ＞

医用ディスプレイ精度管理クラウドサービス「PM Medivisor Cloud」を展示します。病院内各所に設置されたディスプレイの稼動状況を継続的に収集・分析・蓄積して管理者に提供する当社独自の院内管理サーバーソフトウェア「PM Medivisor」を、クラウドサービス化することで、メンテナンスフリーとなり保守コストの削減が可能になります。また、セキュアな通信プロトコルを介して、インターネット経由でのロケーションフリー管理を安全に行えます。

【医療現場支援ソリューション】

１．X線胸部画像に対する注視点を可視化する視線計測装置"Gazefinder（ゲイズファインダー）"【参考出品】

当社独自の視線計測技術を応用し、読影医のX線胸部画像に対する注視点を可視化する視線計測装置を参考展示します。

（右図）X線胸部画像の注視点解析 画面イメージ
※Ｘ線胸部画像 ご提供
群馬県立県民健康科学大学・大学院
教授　小倉 敏裕　様

2．手術室でのカメラ操作を効率化するタッチパネルソリューション【参考出品】

＜手術室映像支援用分離型4Kカメラシステム＆タッチパネル＞

手術の様子を4K60pの高精細画質で鮮明に撮影・記録できる手術室映像支援用分離型4Kカメラシステムと、その各種設定やパン・チルト・ズーム・ホワイトバランス等の操作をワンタッチでできるタッチパネルソリューションを参考出品します。手術室での医療従事者の作業効率を向上する環境を提案します。

＜「Radiological Society of North America 2016 (RSNA2016)」の概要＞

・開催時期

 : 11月27日(日)～12月2日(金）

    商品展示

 : 11月27日(日)～11月30日（水）10：00～17：00、12月1日(木）10：00～14：00

・主催

 : Radiological Society of North America

・会場

 : McCormick Place, Chicago, Illinois, USA

・公式URL

 : http://www.rsna.org/

＜商標について＞

• 「Gazefinder」は株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。
• 「PM Medivisor Cloud」はJVCケンウッドの登録商標または商標です。
• 記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。