医用画像表示モニターの新ラインアップとして、“i3シリーズ”21.3型カラー液晶モニター「CL-S300（300万画素）」「CL-S200（200万画素）」を展示します。本シリーズは、画面上に搭載されたカラーフロントセンサーと同梱のキャリブレーションソフトウェア「QA Medivisor Agent LE」により、輝度、階調、および色度の簡易校正ができ、DICOMに準拠したモノクローム撮影画像のグレースケール階調を高精度に再現可能です。従来モデルで好評を得た当社独自のダイナミックガンマ機能による、モノクローム画像／カラー画像の高精細かつ最適な階調の安定表示に、さらに磨きを掛けるととともに、読影作業効率の向上とモダリティ機器との調和を目指した新デザインを採用。画面の見やすさや使いやすさにこだわり、省スペースにも配慮することで、さまざまな作業環境での使用に対応します。

乳がん画像診断におけるマンモグラフィ／トモシンセシスのモノクローム画像だけでなく、カラーで解析された超音波診断装置、CT/MRI、病理画像など、モノクローム画像とカラー画像の階調表示を自動的に最適化するダイナミックガンマ機能を搭載した、21.3型500万画素カラー医用画像表示モニター「CCL550i2」と、解像度の3倍化技術（Independent subpixel drive）とキャリブレーション輝度1,000cd/m²の高輝度化による視覚コントラスト分解能の向上で、より高精細で高品位なマンモグラフィ／トモシンセシスの画像表示を実現する21.3型500万画素モノクローム医用画像表示モニター「MS55i2plus」を展示します。レポートや患者リスト等のアプリケーションに含まれる白色表示面積に応じて自動的に画面輝度を調整する、オートテキストモード搭載により、診断時の目のストレス（疲労）を軽減します。なお、両モデルは、米国食品医薬品局（FDA）よりブレストトモシンセシス／デジタルマンモグラフィ用としての認証を取得しています。

医療現場に配置されている各モニターの表示品質を維持管理するための、受入試験、不変性試験、キャリブレーション、DICOM適合性試験等を各種ガイドラインに即して一元的に行う、新たな医用モニター精度管理ソフトウェア　「QA Medivisor Agent」を展示します。各種機能を自動実行するスケジュール設定など、保守にかかる負担を低減するためのさまざまな機能を搭載しています。ユーザーインターフェイスを一新し、使いやすくなった新ソフトウェアを体感いただけます。