2018年

NEWS RELEASE

2018年3月1日

デジタル無線規格「DMR」に対応した当社無線システムが
ロードレース世界選手権“MotoGP™”に採用
~MotoGP™ Supplierとして3年間のスポンサーシップ契約を締結~

 株式会社JVCケンウッドは、デジタル無線の国際規格である「DMR(Digital Mobile Radio)」に対応した当社のデジタル無線システムが世界最高峰の二輪レース“MotoGP™”の運営における通信手段として採用されましたので、お知らせいたします。また、これに合わせて、“MotoGP™ Supplier”として、3年間にわたるスポンサーシップ契約を締結いたしました。

“MotoGP™ Supplier”のコンポジットロゴ
世界最高峰の二輪レース“MotoGP™”

■採用の背景とデジタル無線システムの概要

 当社の主力事業の一つである無線システム事業は、世界各国の幅広いユーザーの課題を解決するデジタル無線ソリューションを提供しています。特に、公共安全に携わるユーザーからの厳しい要求にお応えするため、高い品質と信頼性を有しており、いかなる環境下においても安定した無線通信を可能としています。

 このように、当社が長年にわたって培ってきた無線通信の技術やノウハウが、ロードレース世界選手権 “MotoGP™”を主催するスペインのDorna Sports, S.L.から評価され、当社製デジタル無線システムの採用に至りました。これにより、3月に開幕するカタールグランプリを皮切りに、世界各国のサーキットで全19戦が開催される“MotoGP™”2018年シーズンにおいて、当社製デジタル無線システムが“MotoGP™”の運営にあたるスタッフ間の通信手段として使用されます。

 このたび使用されるデジタル無線システムは、デジタル無線の国際規格である「DMR」に対応したもので、デジタル無線システムならではの「高品位通信」や「ノイズの低減」を実現。また、今年1月に子会社化したイタリアのRadio Activity社が保有する市場信頼性の高い「DMR」対応の中継器を用いることで、世界を転戦する“MotoGP™”のニーズに合致する省スペースなデザインと「DMR」ならではの周波数効率の高い無線通信を提供します。

■スポンサーシップの概要

 当社はこのたびのデジタル無線システムの採用に合わせて、“MotoGP™ Supplier”として2018年から3シーズンにわたるスポンサーシップ契約を締結しました。第3戦のアメリカグランプリ、第8戦のオランダグランプリおよび第13戦のサンマリノグランプリにおいては、”KENWOOD”ロゴのサーキットへの掲出を予定しており、“MotoGP™ Supplier”としてレース写真をプロモーションへ活用することなども含めて、同ブランドのプレゼンス向上を図ります。

本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL: 045-444-5232 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番地