2018年

NEWS RELEASE

2018年3月2日

当社グループの技術を生かした、さまざまな業務用無線システムソリューションを提案
「IWCE 2018(International Wireless Communications Expo 2018)」
JVCケンウッド ブースのご案内
~世界最高峰の二輪レース“MotoGP™”に採用されたDMR方式デジタル無線システムも展示~

 株式会社JVCケンウッドは、3月7日から8日まで米国オーランドで開催される世界最大規模の業務用無線通信機器/システムの展示・商談会である「IWCE 2018(International Wireless Communications Expo 2018)」に出展します。

 今回当社は、米国無線子会社であるEF Johnson Technologies, Inc.および、Zetron, Inc.、新たに当社グループに加わったRadio Activity S.r.l.(以下、Radio Activity社)とともに、当社グループの技術を生かした、警察・消防などの公共安全市場をはじめ、電気・ガス・水道などの公共サービス市場や民間企業向けの、さまざまな業務用無線システムソリューションを提案します。

 また、ケンウッドブランドで世界展開し、市場導入10周年を迎える「NEXEDGE®(ネックスエッジ)」シリーズや、今年度より世界最高峰の二輪レース“MotoGP™”の運営における通信手段として採用されたDMR(Digital Mobile Radio)方式デジタル無線システムを展示します。

< 当社ブースイメージ >

<「IWCE 2018」の主な出展内容> (当社ブース番号:925)

1. 新たに当社グループに加わったRadio Activity社の中継器を展示

DMR方式、P25※1方式に対応したRadio Activity社製中継器「Kairos」を展示します。今後、当社無線機器と組み合わせ、さまざまなソリューションを提案します。

※1:米国における警察や消防などパブリックセーフティ(公共安全)市場向け無線通信の標準規格。

2. 無線システムとアプリケーションをパッケージした各分野向け無線ソリューションシステムを展示

当社の無線システムと、開発パートナー企業のアプリケーションサービスを各分野向けにパッケージしたソリューションシステムを展示します。

(1)ホテル向けスタッフ業務連携システム

「NEXEDGE®」シリーズにより、ホテル内のスタッフ間でのコミュニケーションを音声通信だけでなく、テキストメッセージでも送付することで、スムーズな業務連携を可能とし、ゲストの満足度向上を実現するシステムを提案します。

(2)学校・商業施設向け構内位置情報管理システム

学校や商業施設内でのスタッフの位置情報をタイムリーに取得し、適切な人員配置を可能にするシステムを提案します。「NEXEDGE®」シリーズ端末に搭載されたGPSの位置情報と、屋内に設置したBluetooth®ビーコンにより、スタッフの位置および状態のリアルタイム追跡と、報告および記録を可能にするシステムです。

(3)ホテル・カジノ向けセキュリティシステム

ホテルやカジノ、スタジアムなどのセキュリティ対策を必要とする施設向けに、監視カメラの操作・録画・再生などをクラウド上で操作できるコマンドセンターアプリケーションを紹介します。監視カメラの映像から、登録した要注意人物などの顔データをリアルタイムに検出し、「NEXEDGE®」や、Sonim Technologies Inc.(以下、Sonim社)製端末にアラートテキストと、顔写真データを通知できるセキュリティシステムです。

<「VP6000」シリーズ>

3.公共安全市場向けP25※1無線システムソリューション

事件・事故現場などの厳しい環境下でもチームコミュニケーションが求められる警察・消防・救急に向けて、堅牢性と操作性を向上したP25※1方式の「VP6000」シリーズと「VM5000/6000」シリーズ、および中継機を組み合わせた無線システムのソリューションを展示します。

<「VM6000」シリーズ>

4.公共サービス向け「NEXEDGE®」ネットワークソリューション

公共サービスや民間企業向けとして、信頼性とコストパフォーマンスを両立し、市場導入10周年を迎える「NEXEDGE®」シリーズによる、広域通信ネットワークを含むトータルソリューションを提案します。

5. マルチプロトコル対応デジタル無線機「NX-3000」シリーズ

<「NX-3000」シリーズ>

NXDN™方式とDMR方式の異なるプロトコルに対応する、マルチプロトコルデジタル無線機「NX-3000」シリーズを展示します。当社がこれまで展開してきたNXDN™方式の「NEXEDGE®」に加えて、DMR方式もサポート。1台で2方式のデジタルプロトコルに対応することにより、使用環境に応じて使い分けることが可能です。

6. ケンウッドブランドの業務用スマートフォン(参考出品)

<端末イメージ>

資本業務提携を締結したSonim社との協業により開発中の業務用スマートフォンを参考出品します。業務用無線で培ってきた堅牢性を備え、LTE通信を利用した新しい無線端末を提案します。

7. 「KAS-20」を利用した NEXEDGE®-PoC連携システム(参考出品)

「KAS-20」(AVL AND DISPATCH SOFTWARE)を利用し、「NEXEDGE®」無線機に加えPoC端末(参考出品)も同時に位置管理/ディスパッチできる連携システムを参考出品します。

8. 当社無線機と連携するヒアラブルソリューション(参考出品、協力:日本電気株式会社)

当社無線機と連携するヒアラブルデバイスを耳に装着することで、個人認証や地磁気センサーにより、ワンタイム認証や屋内位置確認を可能にする新たなソリューションを提案します。

9. 世界最高峰の二輪レース“MotoGP™”に採用されたDMR方式対応デジタル無線システムを展示

世界最高峰の二輪レース“MotoGP™”の運営における通信手段として、当社グループのRadio Activity社(イタリア)によるトランキング技術を用いたDMR対応のデジタル無線機が採用されました。今回、当社ブースにて、実際に採用された無線システムの展示に加え、“MotoGP™ Supplier”としてケンウッドブランドが目指す世界観を紹介します。

<「IWCE 2018」 の概要>

名 称
「IWCE 2018(International Wireless Communications Expo 2018)」
会 期(展示)
2018年3月7日(水)~8日(木)
会 場
フロリダ州オーランド オレンジカウンティー コンベンションセンター
公式サイト URL
http://www.iwceexpo.com/iwce18/Public/Enter.aspx

<商標について>

  • 「NEXEDGE®」は株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。
  • 「NXDN™」は株式会社JVCケンウッドとアイコム株式会社の商標または登録商標です。
  • Bluetooth®のワードマーク及びロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、株式会社JVCケンウッドはこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。
  • 記載されている会社名、製品名は各社の商標およびその他の国における登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL: 045-444-5310 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番地