当社は、これまで培った車載技術と映像・光学技術の融合により高画質録画を実現したドライブレコーダーを展開しており、国内市場では業界トップクラスのシェアを獲得するなど、市場から高い評価をいただいています。
新開発の通信型ドライブレコーダーは、市場から高評価いただいている高画質録画はもちろん、通信機能を有することで、記録した映像や急加速・急減速といった運行情報、位置情報などをクラウドサーバーへ直接送信することができ、安全運転支援や運行情報の管理、事故など緊急時の迅速な対応といったサポートが可能となります。また、広画角や多チャンネル録画対応といった商用車両への設置に最適な機能を搭載しています。
NEWS RELEASE
2018年5月21日
トラック運送業界を対象とした商用テレマティクス分野への参入に向けて
新開発の通信型ドライブレコーダーを提案
~データ・テック社製「セイフティレコーダ®※」とも連携~
※車の運行データを記録し、安全運転診断を行うための装置
株式会社JVCケンウッドは、トラック運送業界を対象とした商用テレマティクス分野への参入に向けて、通信型ドライブレコーダーを新たに開発いたしました。また、同分野への参入のファーストステップとして、2018年9月より、商用車両向けのデジタルタコグラフ(デジタル式運行記録装置)や安全運転診断システムなどを手掛ける株式会社データ・テック(以下、「データ・テック社」)製「セイフティレコーダ®」と連携したシステムの提供を開始いたします。
1.市場背景と主な取り組み
トラック運送業界では、平成29年4月以降に車両総重量7トンクラスのトラックでもタコグラフ(運行記録装置)の装着が義務化されており、運行時間や速度など車両の稼働状況を記録することで、安全管理や労務管理に活用されています。また、ドライブレコーダーと組み合わせることで、録画された映像を安全運転や運転マナーの指導に役立てるだけでなく、事故発生時には記録された映像を基に事故の要因分析や再発防止策を講じられることから、トラック運送業界においてドライブレコーダーの普及が急速に進展しています。
このような背景で当社は、2017年8月9日付で広報発表したタクシー業界向けのテレマティクスソリューションに続いて、トラック運送業界を対象とした商用テレマティクス分野へ向けて、新たに通信型ドライブレコーダーを開発。また、同分野への参入のファーストステップとして、2018年9月よりデータ・テック社製「セイフティレコーダ®」と連携したシステムの提供を開始します。なお、5月23日からパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」のデータ・テック社ブースにおいて、両社の技術・ノウハウを連携したシステムを参考出品する予定です。
今後も当社は、これらの取り組みなどを通じてテレマティクスソリューション事業を拡大することで、トラックをはじめとする物流業界での大きな課題であった交通事故の減少と、安心・安全で快適なクルマ社会づくりに貢献していきます。
2.新開発の通信型ドライブレコーダーについて
3.データ・テック社について
- 社名
- :
- 株式会社データ・テック
- 代表者
- :
- 代表取締役 田野 通保
- 所在地
- :
- 〒144-0051 東京都大田区西蒲田7-37-10 グリーンプレイス蒲田11階
- 設立
- :
- 1983年7月
- 資本金
- :
- 8,555万円
- 従業員数
- :
- 70名
- 事業内容
- :
- ドライブレコーダー関連製品(セイフティレコーダ®)や自律航法ユニット(M12P)などの製造・開発・販売
本件に関するお問い合わせ
- 【報道関係窓口】
- 株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL: 045-444-5232 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番地