2018年

NEWS RELEASE

2018年9月10日

”CONNECTED CAM™” 第二弾 4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550」「GY-HC500」を初公開
「IBC (International Broadcasting Convention) 2018」
JVCケンウッドブースのご案内
~ IPを核とした、撮影・伝送・配信までの映像制作のワンストップソリューションを提案 ~

 株式会社JVCケンウッドは、9月14日(金)から18日(火)(現地時間)までオランダ・アムステルダムで開催される、欧州最大の放送機器展「IBC 2018」に出展します。
 今回当社は、“高画質、高品質でつながる”をコンセプトとした”CONNECTED CAM”の第二弾として、4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550」「GY-HC500」を初公開するとともに、各種映像制作ソリューションを展示します。
 当社ブースでは、取材やスポーツ・イベント撮影などの映像制作を小規模かつ省コストで実現するさまざまな撮影・伝送・配信ソリューションや、放送スタジオ向けファイバー伝送システムをパートナー企業とのコラボレーションによって展示。また、映像制作用HDモニターの新ラインアップやIPオーバーレイ対応カメラなども展示します。

<当社ブースイメージ>

<主な展示内容(JVCケンウッドブース:ホール12 F31)>

1.”CONNECTED CAM”を核としたIPライブ伝送・配信ソリューション

近年のインターネット環境の進化に伴うライトアセットな映像制作へのニーズに対応する、”CONNECTED CAM”第二弾となる4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550」「GY-HC500」をはじめ、IPへの接続性を進化させたさまざまな映像伝送・配信ソリューションを提案します。

1)”CONNECTED CAM” 4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550」「GY-HC500」(初公開)
<「GY-HC550」>
*マイクは別売りです。
SSDメディアは付属していません。

機動性に優れ4K/60pの映像制作に対応した、”CONNECTED CAM”第二弾となる4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550」「GY-HC500」を初公開します。撮影現場とスタジオ局間の双方向のライブストリーミングに対応するなど高いIP性能を備えるとともに、4K/60pの高画質記録用に「Apple ProRes 422」コーデックに標準対応するなど、高い記録性能を実現します。また、専用SSDメディアアダプター「KA-MC100」(別売)を使用することでSSDメディアへの記録も可能です。

2)”CONNECTED CAM” HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」(新商品)
<「GY-HC900」>
*マイク、レンズは別売りです。

”CONNECTED CAM” 第一弾商品であるハイエンド向けのHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」を展示。さまざまなネットワーク環境に柔軟に対応するIP性能を備えるとともに、2/3型フルHD CMOSセンサーを搭載し、ハイエンドカメラに求められる高感度・低ノイズの高画質映像を実現します。

3)IPライブ伝送・配信システム
<「SFE-CAM-LTEA」>

IPライブ伝送システムとして、Peplink社とのコラボレーションにより商品化したドッカブル型IP伝送中継機「SFE-CAM-LTEA」を展示します。複数のLTE回線を束ねて伝送するボンディング技術により信頼性と転送レートを高め、取材現場と放送局間の安定したIP伝送回線を確保します。当社製カメラレコーダー「GY-HC900」および「GY-HM850/HM890」に装着が可能で、優れた機動性をもったライブ伝送を実現します。また、配信システムとしてStreamstar社製IPスタジオスイッチャー「SXシリーズ」を展示。直感的なタッチパネル操作によるカメラトランジションやリプレイ再生機能、および当社製カメラレコーダー商品との接続親和性を高めるZeroConfig機能を搭載し、本格的なライブ制作を実現します。

4)ProHDミニブロードキャスター「ProHD zRAMP-2」「ProHD zRAMP-4」(新商品)
<「ProHD zRAMP-2」>

エラー補正による安定したライブストリーミングを実現するネットワークサーバーの新商品として、「ProHD zRAMP-2」および「ProHD zRAMP-4」を展示。当社製カメラレコーダー「GY-HC900」や「GY-HC550」との組合わせにより、信頼性の高いライブストリーミングを実現します。

2.放送スタジオ向けライブ制作ソリューション

1)放送スタジオ用ファイバー伝送システム 「FS-900」(新商品)
<「FS-900」カメラモジュール部>

Multidyne社とのコラボレーションにより商品化したファイバー伝送システム「FS-900」を展示します。ベースステーションは “2 in 1”の構成で、同時に2台のカメラと電源供給を含めて接続することができ、HD信号の1080/50p・60pが伝送可能です。また当社リモートコントロールユニット「RM-LP25」によるカメラ制御に対応するほか、ギガビットイーサネットによりカメラとのIPを用いたアプリケーション構築も可能です。

2)中小規模向け簡易スタジオシステム
<「FS-900」ベースステーション部>
<「RM-LP100」>

Roland社とのコラボレーションにより、当社製リモートカメラコントローラー「RM-LP100」と同社製スイッチャー「V-60HD」を用いた中小規模向け簡易スタジオシステムを展示します。最大6台の当社製カメラレコーダーやPTZカメラの出力切り替えと、LAN経由でのタリー情報の連携が可能。小規模かつ省コストで導入できる簡易的なスタジオシステムを実現します。

3.映像制作用HDモニター新ラインアップ「DT-G」シリーズ(新商品)

<「DT-Gシリーズ」>

スタジオなどの映像制作用HDモニターとして「DT-G」シリーズを展示します。3G HD-SDI接続とHDMI 2.0に対応し、さらに4Kスケーリングを含む幅広いビデオ信号もサポートする4モデル(27型・24型・21型・17型)のラインアップを展示します。

4.IPオーバーレイ対応カメラ「GY-HM250ESB」「KY-PZ100EBC」

<「GY-HM250ESB」>

映像にゲームスコアやチームロゴ、名前などのグラフィックを重畳して記録・配信が可能なグラフィックオーバーレイ対応の4Kメモリーカードカメラレコーダー 「GY-HM250ESB」、およびプリセットポジションごとのグラフィックオーバーレイに対応したHD PTZリモートカメラ 「KY-PZ100BESB/PZ100WESB」を展示します。

■ 「IBC 2018」の概要

会期
2018年 9月14日(金)~18日(火)※商品展示期間(現地時間)
会場
RAI Amsterdam (オランダ・アムステルダム)
主催
IBC
公式URL
https://www.ibc.org/

<商標について>

  • 「CONNECTED CAM」は株式会社JVCケンウッドの商標です。
  • HDMI、HDMI ロゴ、および High‐Definition Multimedia Interface は、HDMI Licensing,LLC の商標もしくは米国およびその他の国における登録商標です。
  • 記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

【報道関係窓口】
株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL: 045-444-5310 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番地