サステナビリティ推進の重要性の理解

サステナビリティ推進の重要性は、氷山に例えて理解することができます。

 

財務情報等は水面に現れている氷山の一角であり、その形は企業戦略や事業展開、色や質感は業績、気象は外部環境にあたり、この3要素が企業としての評価イメージに影響すると考えられます。

 

一方、水中に沈んで外からは見えにくい部分は、ESGを含む企業の非財務要素と考えられます。経営の持続性や安定性、経営の健全性、コーポレート・ガバナンス、環境や社会関連の課題対応等、企業の成長と安定(=水面上の氷山)を支える上で不可欠な要素が非財務要素です。
そのため、企業の持続的な成長を実現し、広くステークホルダーにご理解いただくには、財務・非財務双方への働きかけと適切な情報開示が必要となります。

企業のCSR活動重要性の概念図

サステナビリティ推進の基本概念

企業が取り組むCSRとは、一般的に事業成長とのつながりを表す事業軸(Y軸)と社会的責任とのつながりを表す社会軸(X軸)の2軸で表すことができます。JVCケンウッドは、そこに“自社らしさ”(個性)を表す個性軸(Z軸)を加えることで、自社の強みを通じた戦略的なサステナビリティの推進が可能になると考えています。この3軸によるサステナビリティ推進が、社会的価値の高い商品・サービスの提供と顧客満足度の向上につながり、JVCケンウッドグループの顧客価値創造企業としての成長を促します。

サステナビリティ推進の基本概念図


戦略的CSRの3要素

企業がCSRの推進に取り組む上で、JVCケンウッドは「成長戦略」「構造改革」「ブランド戦略」という3つの啓発および推進が重要な要素であると考えています。


1. 成長戦略の啓発・推進

戦略的CSRは、企業の新しい事業領域や市場といった成長機会の開拓を促します。事業と社会課題のつながりを整理することでビジネスの潜在性を見出し、またリスクへの挑戦が新たな事業機会や価値観を創出し、企業成長を牽引します。


2. 構造改革の啓発・推進

戦略的CSRは、経営プロセスにイノベーションをもたらすことにより競争力を強化します。コーポレート・ガバナンスの強化や経営の透明化、迅速な意思決定プロセスや社内イノベーション創出の促進が、持続的かつ有機的なイノベーション(変革)を促す構造を持つ企業への変革を促します。


3.ブランド戦略の啓発・推進

戦略的CSRは、多様なステークホルダーとの連携強化によるブランド価値の向上を促します。ステークホルダーエンゲージメントの推進による信頼関係の向上が、自社製品・サービスへのポジティブな評価につながり、ブランド価値を一層高めます。